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NDDP佐々木大樹、岡山で2連勝【日産自動車】

2012年8月27日

~ 全日本F3選手権第9~10戦 レースレポート ~


8月25~26日 岡山国際サーキット(岡山県)

全日本F3選手権の第9~10戦が岡山国際サーキットで開催され、NDDP(ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム)の#23佐々木大樹は2戦ともにポール・トゥ・ウィンを飾りました。

前戦もてぎ同様、練習走行から敵なしの速さを見せていた佐々木は、25日(土)の予選で2回ともクラストップタイムをマークしました。1回目の予選では黄旗が掲示されたため満足のいくアタックとはなりませんでしたが、2回目には週末の自己ベストを大きく更新。Nクラスで唯一1分26秒台に入り、2番手以降を突き離す速さを見せました。

総合予選順位も、Cクラスを数台上回る6番手。決勝レースでは、後ろから迫るCクラスをいかにロスなく先行させるかが、同じNクラス勢と戦ううえで重要なカギとなりました。
第9戦決勝は、午後3時25分スタート。佐々木は1周目でCクラスのマシンを先行させると、タイヤがまだ摩耗しないうちに2番手との差を広げにかかりました。3周目には、Nクラスのファステストラップをマーク。レース後半には、先行させたCクラスにも追いついたためペースを落とすことになりましたが、余裕をもってチェッカーを受け、今季4勝目を飾りました。

第10戦は26日(日)の午前10時35分に始まりました。この日も総合6番手からスタートした佐々木は、ほかのマシンにペースを乱されることなくプッシュしていきます。4周目に、Nクラスのファステストラップを記録。レース中盤からは後ろから追い上げてきたCクラスのマシンとのバトルになりましたが、自分の走りを乱すことなく順位を守りきり、Nクラストップ、総合順位を一つ上げ5位でチェッカーを受けました。
この週末、2レースともにポールポジション、ファステスト、優勝というフルポイント獲得を果たした佐々木は、シリーズランキング2位との差を15点に広げました。

佐々木大樹(第9戦優勝/第10戦優勝)
「今回もポールポジションからスタートしましたが、もてぎと違ったのは、後ろにCクラスのマシンがいたことでした。先行させるときに、Nクラスのほかのマシンも近くにいたので気を付けて走りましたが、そのあとは自分のペースでプッシュできました。第10戦では後ろにCクラスが迫ってきましたが、『絶対に抜かれないようにするんだ』という強い気持ちを持ち続ける刺激になり、最後まで集中してレースができました。もてぎから今回まで、ポールポジションとファステストラップもとっての3連勝ができています。この流れを維持し、次戦も勝てるように頑張ります」

全日本F3選手権Nクラス 第9戦

全日本F3選手権Nクラス 第10戦

全日本F3選手権は、F3規格のフォーミュラカー(オープンホイール)を使用したレースです。FIA(国際自動車連盟)が定める世界共通の現行車両規定に則ったマシン(Cクラス)と、トムス製(トヨタ系)ワンメイクエンジンを使用したマシン(Nクラス)にわかれています。日産、トヨタ、ホンダはそれぞれドライバー育成プログラムを設けており、参戦ドライバーをサポートしています。日産の育成プログラムは、NDDP(ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム)で、「世界および日本のトップカテゴリーで活躍できる若手ドライバーの育成」を目標としています。2012年は、NDDP アドバンススカラシップ対象ドライバーである佐々木大樹の参戦(Nクラス)をサポートしています。


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