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PEAK-System、CAN / CAN FDルータおよびデータロガー “PCAN-Router Pro FD“ のEthernet(RJ-45)インターフェイス拡張モデルを発表【ガイロジック】
2021年7月29日
PEAK-System、CAN / CAN FDルータおよびデータロガー “PCAN-Router Pro FD“ のEthernet(RJ-45)インターフェイス拡張モデルを発表
産業・自動車業界向けCAN/LINにフォーカスしたリーディングカンパニーであるPEAK-System Technik GmbH(本社:ドイツ ダルムシュタット)の日本総代理店であるガイロジック株式会社(本社:東京都武蔵野市、以下ガイロジック)は、6チャネルのCAN / CAN FD ルータ、データロガーである「PCAN-Router Pro FD」にRJ-45 Ethernetインターフェイスを搭載した新モデルを7月29日に国内発表し、同日販売を開始いたします。
PCAN-Router Pro FDハードウェアは、CAN / CAN FD の6chを特定のアプリケーション向けに自由にプログラミングできる機能及びデータロガー機能を提供してきました。今回RJ-45 Ethernetインターフェイスを搭載する事により、PCとPCAN-Router Pro FDをEthernet接続することが可能になりました。
今後PCAN-Router Pro FDには、CAN2.0およびCAN FDデータトラフィックを記録するためのすぐに使用できるファームウェアが実装されます。CANチャネル、IP接続、およびすべての記録設定のコンフィグレーションはJSONテキストファイルを使用して行われるため、プログラミングスキルは必要ありません。また、コンフィグレーションとトレースファイルは、内蔵された16ギガバイトのeMMCメモリ、または挿入されたSDカードに保存されます。
PCAN-Router Pro FDは通常、メモリにはUSB接続を介してアクセスされます。しかし今回のアップデートによりEthernetインターフェイスが利用可能であるため、FTPを使用して接続されたIPネットワークを介してトレースファイルのダウンロード、コンフィグレーションファイルのアップロードができるというメリットがあります。さらに、ハードウェアとデータのトレースは、WebSocket接続を使用してIP経由でリモート制御が可能となっており、WebSocketクライアントソフトウェアを使用して実行が可能です。
JavaScriptを実装するWebSocketクライアントを備えたサンプルはPEAK-SystemのWebサイトからダウンロード頂く開発パッケージに含まれており、PCAN-Router Pro FDへの接続を容易にします。
■ 製品画像 1
■ 製品画像 2
■ 概念構成図
■製品ページ
https://www.gailogic.co.jp/ae/can_gw/pcan_router_pro_fd
【PCAN-Router Pro FDについて】
CAN/CAN FD 6チャネルのPCAN-Router Pro FDは、コンフィグレーションにより、ルータとデータロガーの機能を切り替えて使用することが出来ます。また、ルータ機能には1つのアナログ入力と4つのデジタルI/Oが装備されています。
【PEAK-System Technik GmbHについて】
PEAK-System(本社:ドイツ ダルムシュタット)は、自動車および産業用通信向けのハードウェア、ソフトウェア、およびサービスの大手プロバイダーです。1999年の設立以来CANとLINにフォーカスした製品群を提供し、その製品は100種類以上に及びます。https://www.peak-system.com/
【ガイロジック株式会社について】
ガイロジック株式会社は2002年に設立され、コンピュータ開発・産業用ネットワーク・車載用ECU等の開発ツール、計測機器等の輸入販売とサポートを行っています。2009年12月よりPEAK-Systemの日本総代理店として活動しています。https://www.gailogic.co.jp/
【本件に関するお客様からの問い合わせ先】
ガイロジック株式会社 営業担当
電話:0422-26-8211
メール:ps_sales@gailogic.co.jp
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