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ドライビングシミュレーターを導入し、自動運転車などの次世代車室空間開発を加速【トヨタ紡織】

2021年5月19日

  

トヨタ紡織、ドライビングシミュレーターを導入し、
自動運転車などの次世代車室空間開発を加速

  

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:沼 毅)は、人を中心に捉えた自動運転車などの次世代車室空間開発を加速するため、開発品の評価、検証などで使用するドライビングシミュレーターを新たに導入しました。主な特長と活用は下記の通りです。

【今回導入したドライビングシミュレーターの主な特長と活用】

1.実車により近いシミュレーター環境を構築 車室空間を想定した可動コックピットに当社のシートやドアトリムなどの製品を搭載し、交通環境・天候等を含んだ車両運動の再現による実車により近いシミュレーション環境での製品評価を実現

2.自動運転車などの次世代車室空間開発への活用 自動運転を見据えた、眠気・覚醒維持、長時間運転による疲労、自動運転による乗り物酔いや、天候の急変、歩行者の飛び出しを含む他交通との相互影響など、実車評価ではリスクを伴う、あるいは再現が難しい環境をシミュレーションし、ドライバーの生体情報をリアルタイムに計測・解析が可能

トヨタ紡織は、このドライビングシミュレーターを活用することで、実車により近い状況で評価、検証し、試作品の製作削減による環境負荷低減や開発期間短縮による競争力強化に取り組んでいきます。今後もインテリアスペースクリエイターを目指して、より快適・安全・安心を創造し、こころ豊かな暮らしに貢献するため、人を中心とした開発および実車に則した製品開発を推進していきます。

なお、5月26日~7月30日に開催される「人とくるまのテクノロジー展2021 ONLINE」では、当社サイトにドライビングシミュレーターの紹介映像を掲載します。

スクリーンとコックピット内のミラーにより360度の仮想空間を映像で表現


他車両との交通環境を再現


天候の急変を再現

心拍データ
様々な評価環境下でドライバーの生体情報をリアルタイムに計測・解析が可能

  

  

  

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