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重量野菜「かぼちゃ」の収穫作業を軽労化する加工業務用かぼちゃ収穫機を開発【ヤンマーホールディングス】
2021年3月18日
重量野菜「かぼちゃ」の収穫作業を軽労化する
加工業務用かぼちゃ収穫機を開発
<加工業務用かぼちゃ収穫機「KYP-900」 イメージ> |
ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:増田長盛、以下YAG)は、訓子府機械工業株式会社(本社:北海道常呂郡訓子府町、以下 訓子府機械工業)とトラクター牽引式の加工業務用かぼちゃ収穫機を共同開発し、2021年9月1日より北海道地区にてモニター販売いたします。
重量野菜であるかぼちゃの収穫作業は機械化が進んでおらず、茎葉とかぼちゃを切り離す作業から鉄コンテナへの収容作業に至るまで、ほとんどが手作業で行われています。生産者の高齢化も進んでいることから、こうした重労働を行える作業者の確保は困難となっており、作付面積・生産量は減少傾向にあります。そこでYAGでは、かぼちゃ収穫作業の軽労化を図るため、加工業務用かぼちゃ収穫機を訓子府機械工業と共同開発し発売いたします。
今後もYAGは、お客様のニーズに応えるとともに持続可能な農業の発展に貢献してまいります。
商品概要
商品名 :加工業務用かぼちゃ収穫機KYP-900
発売日 :2021年9月1日
今年度は、北海道地区限定のモニター販売のみとなります。
商品価格:5,346,000円(税抜価格4,860,000円、メーカー希望小売価格)
作業内容:茎葉を切り離しうね上で風乾したかぼちゃを、①拾い上げて、②選別し、③鉄コンテナに収容します。
適応条件
(1)ほ場条件
うね間:2,500mm以上
マルチ栽培の場合は生分解マルチの使用が必要です。
(2)作業者数
トラクターのオペレーター1名、選別作業者1~2名
(3)トラクター適用馬力
60ps以上
主な特長
(1)高能率な収穫作業
手作業に比べ約3倍の作業能率で収穫できます。うね上で風乾しておいたかぼちゃを、コンベアとパドルで拾い上げ、傷つけることなく搬送・収容します。
(2)茎葉処理によりスムーズに収穫作業が行える
コンベア先端部に配置した回転刃で茎葉を切断するため、収穫機へ茎葉が絡みつかず、収穫作業がスムーズに行えます。
(3)かぼちゃにやさしい鉄コンテナへの収容
チルト機構により、収容用鉄コンテナの角度を調整できます。鉄コンテナに収容される時のかぼちゃへのショックを和らげ、傷や割れなどを軽減します。
<選別・鉄コンテナへの収容イメージ> |
ヤンマーについて
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。>ヤンマーのウェブサイト
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