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潜水艦「とうりゅう」を引き渡し【川崎重工業】

2021年3月24日

  

潜水艦「とうりゅう」を引き渡し

  



潜水艦「とうりゅう」

川崎重工は、3月24日、午前11時30分より神戸工場西浜岸壁において、防衛省向け潜水艦「とうりゅう」の引渡式を中山防衛副大臣、山村海上幕僚長、三島防衛技監をはじめとする防衛省関係者ほかの出席のもとに行いました。
本艦は、戦後当社で建造した潜水艦としては29隻目に当たり、「そうりゅう」型潜水艦の第12番艦として鋭意建造してきました。
優れた水中運動性能および推進性能を持ち、船体には高張力鋼が使用されています。さらに、リチウムイオン電池採用による潜航性能の向上、各種システムの自動化、高性能ソーナー装備による捜索能力の向上およびステルス性能の向上などが図られているとともに、諸安全対策も十分に施されています。

本艦の工程ならびに主要目は次のとおりです。

<工  程>

起工 2017年 1月27日
進水 2019年11月 6日
竣工 2021年 3月24日

<主要目>

長さ   : 84.0 m
幅    :  9.1 m
深さ   : 10.3 m
基準排水量: 2,950 トン
主機関  : 川崎 12Ⅴ 25/25SB型 ディーゼル機関 2基
       推進電動機 1基・1軸
速力   : 20ノット
主要 兵装: 水中発射管   一式
その他   : スノーケル装置 一式
       ソーナー装置  一式

  

  

  

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