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―低炭素化社会の実現に向けCO2排出削減に貢献― 電動式フォークリフト「FE25-2」、「FE30-2」を新発売【コマツ】

2021年3月10日

  

―低炭素化社会の実現に向けCO2排出削減に貢献―
電動式フォークリフト「FE25-2」、「FE30-2」を新発売

  

 コマツ(社長:小川啓之)は、低炭素化社会の実現に向けて、CO2排出削減に貢献する電動式フォークリフト「FEシリーズ」の導入拡大を図るため、本年3月より2.5トン、3.0トンクラスのフルモデルチェンジ機「FE25-2」、「FE30-2」を発売しました。
 「FEシリーズ」は、電動式ならではの環境性能や経済性に加え、屋外使用を前提とした耐水性・防塵性、急速補充電システムによる長時間稼働の実現が特長です。
 今回発売の2機種は、その特長はそのままに、走行モーター高出力化によりエンジン式フォークリフトに匹敵する走行性能を実現することで、屋外での作業性を大幅に向上させています。さらに、旋回時の安定性に貢献する旋回車速制限機能やアクセルペダルだけで加減速・停止が可能なアクセルワンペダルモードを標準装備することで、安全で快適な作業をサポートします。
 FEシリーズは、環境性・経済性・作業性に加え、安全性や快適性を高いレベルで実現することにより、電動式フォークリフトの稼働現場をさらに拡大します。
 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。



【写真は新発売の「FE25-2」】

  

【主な商品の特長】
1.環境、経済性、作業性
・走行性能と走破性の向上
 バッテリーを高電圧化し、走行モーターを高出力化することで、2.5トン車は最高車速(*1)を32%、
 登坂性能(*2)を32%(3トン車はそれぞれ6%、18%)向上させています。さらに最低地上高をアップし、
 後輪タイヤを大径化することで、エンジン車同等の走破性、段差乗り越え性を実現しています。
*1.無負荷時
*2.負荷時
 
・電動式フォークリフトならではの環境性能と低ランニングコスト
 電動式フォークリフトはCO2 排出量や電気代を、ディーゼルエンジン式フォークリフトに比べて大幅に削減できるため、環境負荷低減やランニングコスト低減に貢献しています。

2.安全性、快適性
・旋回車速制限、後輪切れ角ゲージ
 旋回時に旋回半径を検知し、車速を自動的に制御することで、優れた安定性に貢献します。
 また、後輪タイヤの切れ角をモニターに表示。タイヤの向きを一目で確認できるので、車両を
 安全に発進できます。
 
・オペレーターの疲労軽減に貢献するアクセルワンペダルモード
 ブレーキペダルを踏まずに、アクセルペダルをゆるめるだけで減速、停止ができるアクセルワンペダル
 モードを標準搭載。アクセルペダルからブレーキペダルへの踏み替え回数が大幅に減るため、オペレーターの
 疲労軽減に貢献します。

3.耐環境性、整備性
・雨天の屋外や粉塵など様々な現場環境に対応
 耐水性・防塵性を高め、雨天時の屋外やホコリの多い現場でもエンジン式フォークリフトと遜色のない
 稼働能力を発揮します。
 
・補水不要で手間いらず
 充電中に内部の電解液がほとんど減らないイージーメンテナンスバッテリーの採用により、バッテリー
 補水作業や、充電時にバッテリーフードを開放する作業は一切不要です。

4.ICT
・KOMTRAXと大型カラーマルチモニターを標準搭載
 KOMTRAXは位置情報、稼働状況に加え、バッテリー充電状況、消費電力量などお客さまに車両の情報の
 「見える化」を実現します。また、大型カラーマルチモニターにより、搭載走行速度やバッテリー残量など
 車両の状況を一目で把握できます。

  

【商品仕様】

【発売月】 2021年3月

【公表価格】
・FE25-2 (2.5トン車)  4,950千円
・FE30-2 (3.0トン車)  5,950千円

【販売目標】 2,600台/年(国内のみ、2機種合計、初年度)

【カタログ】 https://kcsj.komatsu/products/forklift/pdf/FE25_30-2.pdf

【商品紹介サイト】 https://kcsj.komatsu/fe_lp/

【商品に関するお問い合わせ先】
 〒108-0072 東京都港区白金1-17-3
 コマツカスタマーサポート株式会社 リフト事業部 営業推進部
 URL:https://kcsj.komatsu/

  

  

  

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