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2020年、海外の主要市場でシェアを拡大 ~インドネシアと台湾でトップシェアを継続~【三菱ふそうトラック・バス】
2021年3月3日
2020年、海外の主要市場でシェアを拡大
~インドネシアと台湾でトップシェアを継続~
• 小型トラックに支えられ、インドネシアと台湾市場でトップシェアを達成
• 国際的な景気後退の中、欧州、オーストラリア、ニュージーランド、ケニア、シンガポールなど重点市場で
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三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・シック、以下MFTBC)は、ふそうブランド(以下、ふそう)のトラックおよびバスが2020年に海外最大市場であるインドネシアと台湾でトップシェアを維持したことを発表します。また、新型コロナウイルス感染症の影響で需要が落ち込む中、海外の主要市場でシェアを拡大しました。
国際経済が新型コロナウイルス感染症の打撃を受け、トラックやバスの需要は全主要市場で軒並み落ち込んでおり、インドネシアでも市場規模は2019年比で51.7%*1 となりました。このような状況の中、ふそうはインドネシア市場で48.1%*1のトップシェアを維持し、前年からシェアをさらに拡大しました。これは、小型車部門が堅調に推移し、小型トラック「コルトディーゼル」のマーケットシェアが58%*1を記録したことなどが貢献しました。中型トラック「フソウ」と「ファイター」が中型部門においてシェア22.4%*2 を占め、好成績でした。現地販売代理店で合弁会社のPT Krama Yudha Tiga Berlian Motors(本社:ジャカルタ、代表取締役社長:高井直哉、以下KTB社)は、ソーシャルディスタンスのガイドラインを速やかに徹底し、オンラインイベントや出張メンテナンスサービス、インドネシア最大のECサイト「トコペディア」でのオンライン販売を展開し、お客様とのつながりをさらに強める取り組みを進めています。創業50周年を迎えたKTB社の実績は、インドネシア市場をけん引してきた長い歴史を物語っています。
台湾では、2020年のふそうブランドの市場シェアは32.2%*1となり、29年連続でトップシェアを維持しました。インドネシアに続く規模の輸出市場である台湾では、政府による効果的な措置により、新型コロナウイルス感染症の拡大の抑止に成功しています。そのため現地の産業活動は比較的安定して推移し、商用車の需要減退は抑えられ、小型部門ではふそうがトップの地位を維持しました。2020年の台湾市場では、販売台数が7000台を超えた商用車ブランドはふそうのみでした。これは現地販売代理店で合弁会社のダイムラー・トラック・アジア台湾(本社:台北、CEO:ジョー・ウォン)による、新型小型トラック「キャンターPRO 5」(車両総重量5トン)の販売が好調だったことなどが要因です。最終的にふそうは同国の小型トラック市場のシェア38.1%*1を占め、元来のふそうブランドの強みを改めて示しました。台湾では60年以上にわたりふそう車両を販売しており、現在、同市場で最も充実した商用車販売・サービスのネットワークを有しています。
台湾とインドネシアにおける好業績に加え、2020年には大多数の重要輸出市場でシェアが拡大しました。世界的な景気後退により販売台数は全体として減少した一方、欧州ではシェアを前年から7%近く伸ばして26%となり、オーストラリアでは2019年から1.6 %増の13.1%となるなど、主要市場で好調な業績を達成しました*1。欧州では、MFTBCは小型車の販売に注力しており、都市封鎖やソーシャルディスタンスの中、「ラストワンマイル」配送のニーズなどが追い風となりました。またケニア(27.7%)、シンガポール(19.1%)、ニュージーランド(14.8%)などの重点市場でもシェアを拡大しました*3 。2020年第4四半期以降の受注も好調な見通しで、MFTBCは、ふそうが2021年も世界のロジスティクスの重要な役割を担うと確信しています。MFTBCは今後もダイムラー・トラックの一員として、世界を動かし続けるすべての人々を支える製品やサービスを提供していきます。
新型小型トラック「キャンターPRO 5」の導入により台湾では ふそうがトップシェアを継続
インドネシア市場の中型部門での好成績に貢献した「ファイター」
*1 2021年3月1日時点
*2 2021年1月29日時点
*3下記セグメントを対象に算出:
欧州:10トン以下のトラック市場のみ、ケニア:トラック市場のみ、オーストラリア・ニュージーランド:トラック及び小型バスのみ
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