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小型トラック「キャンター」の新型投入でUAEでの販売を強化【三菱ふそうトラック・バス】

2020年12月23日

UAE市場で初めて欧州排出ガス規制「ユーロV」に準拠する小型トラックを発表
EBD(電子制御ブレーキシステム)などの安全システムを装備
建設部門への継続的投資が期待される成長市場において、販売強化を目指す

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・シック、以下 MFTBC)は、アラブ首長国連邦(UAE)向けの小型トラック「キャンター」の新型モデルの販売開始を発表します。UAE市場で初めて欧州排出ガス規制「ユーロV」に準拠する小型トラックとして12月15日の発売記念イベントで現地のお客様に公開しました。

新たに導入する小型トラック「キャンター」には、車両総重量(5.7-8.55t)、キャブ仕様やアクスル形状などに幅広い選択肢を用意し、お客様の多様なニーズにあわせたバリエーションを提供します。UAE向けの「キャンター」に初めて装備する「4P10」型エンジンは、燃費性能と環境性能の改善を実現しました*。窒素酸化物(NOx)及び粒子状物質(PM)の排出を抑えることで、欧州排出ガス規制「ユーロIV」相当の現地水準を超え、「ユーロV」に準拠しているこの車両は、環境への配慮と経済性を両立した輸送を可能にします。また、同車両は、運転席と助手席のエアバッグに加え、ABS (アンチロック・ブレーキ・システム)、EBD (電子制御ブレーキシステム)、BOS (ブレーキ・オーバーライド・システム)など、数多くの新しい安全機能を標準装備しています。

MFTBCの川崎工場から完成車として輸出している小型トラック「キャンター」は、1983年以来、UAE市場で販売を続けています。現在は、現地販売代理店Al Habtoorグループ傘下のAl Habtoor Motors (本社:アラブ首長国連邦、以下AHM)が代理店としてふそう製品の輸入と販売を統括しています。AHMは、8つのショールーム、11の部品アウトレット、7つのサービスセンターから成るふそうブランドの販売網を持ち、ふそうブランドの市場牽引の長い歴史を支えています。販売代理店との協力関係を通じ、「キャンター」は市場導入以来、小型部門においてトップシェアを維持してきました。

ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(本社:インド)と協同でインドのチェンナイ工場で生産する中型及び大型トラックやバスもUAE向けに輸出しお客様の様々なニーズに対応するなか、小型トラック「キャンター」は現地ラインアップのなかで常に販売数トップの座を占めています。UAEを含む中東・北アフリカ地域内においては、政府の安定したインフラ投資が建設部門での継続的成長を引き出すことが見込まれるため、信頼性や耐久性に優れた「キャンター」に対する高い需要が継続することを想定しています。MFTBCは、この最新の「キャンター」によって成長市場のお客様にさらなる価値を供給します。

* UAE向け「キャンター」の旧モデルと比較

UAEのお客様に披露した新型小型トラック「キャンター」








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