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マリンテックスタートアップ「株式会社Marine X」、2023年の自律航行船実現を目指し、進化するAIクルーザー「X40 Concept」を発表【Marine X】
2020年10月8日
船舶や鉄道などの移動体向け純水素燃料電池モジュール開発を加速
-NEDO事業を受託し、大型モビリティに向けた高出力燃料電池モジュールを開発-
株式会社Marine X(本社:大阪市中央区 代表取締役:木村裕人)は、2020年10月8日に、船舶の自動運転時代の到来を見据え、進化するAIクルーザー「X40 Concept」を発表します。
X40 Concept には独自開発の安全航行アシストシステム「ポラリス」を搭載。ポラリスは今後、クルーザーのブレーンとして進化を重ね、2023年の自律航行実現を目指しています。船体のデザインはロボットクリエイター 高橋 智隆氏が担当。小型船舶をテクノロジーとデザインの力でアップデートし、安全性と快適性を新たなレベルへと引き上げることで、より多くの方々が安心してマリンレジャーを楽しむことができる世界を実現します。
“Intelligent Saloon” X40 Concept 概要
【デザインコンセプト】
AI時代の新しいアーバンクルーズを。
X40は都市部のクルーズにおける、水上モビリティの進化をテーマに、デザイン、機能、メンテナンス性に至るまでオーナー目線で考え抜かれデザインされた、全く新しいインテリジェントサルーン。安全性を新たなる次元へと引き上げるべく、独自の安全航行AIアシストシステムを搭載。テクノロジーによる安全性と船を自在に操る楽しみが融合した新世代艇、X40デビュー。
【コンセプトムービー】
【3つの特徴】
1. 進化する独自開発の安全航行AIアシストシステムを搭載
360度をカバーする画像認識AIカメラ
より安全な航行を実現するために、独自開発の画像認識AIを活用したシステムを搭載。水上の航行可能エリアと障害物を検知し、画面表示とアラート音で方角とおおよその距離を操船者に知らせる。将来的には自律航行システムへのアップグレードなどクルーザーのブレーンとして進化する。
2. 快適なアーバンクルーズをサポートするためのテクノロジー
ラグジュアリなー体験をもたらすテクノロジー
操船はステアリングの他に、ジョイスティックによるコントロールも可能。停泊中の自船位置を自動で保持するダイナミックポジショニングや船体の揺れを抑えるアンチローリングジャイロなど、優雅な水上体験に欠かせないテクノロジーを厳選して搭載した。
3. ロボットクリエイター 高橋 智隆氏による未来的なデザイン
未来的なデザイン
同氏の長きにわたるボートオーナーとしての経験から、都市部でのクルーズに必要な機能や要素を厳選。高さを抑えた特徴的なクーペスタイルは都市部の低い橋桁をくぐるため。スリット入りのシェルに格納された船外機は、デザイン性とメンテナンス性の両立を実現するなど、新しい発想でデザインされている。
【安全航行アシストシステム:ポラリス】
クルーザーを進化させるブレーン
小型船舶の安全航行をサポートするAI船舶制御システム。段階的な機能拡充を予定しており、2023年には小型船船舶の自律航行実現を目指す。画像認識AIによる船外監視機能からはじまり、小型船舶の事故原因で最も多い「見張り不足」を減らし、より安全な航海をアシストする。
ポラリスは北極星のこと。大航海時代から航海の道標のような存在であった北極星のように、船の未来を導くものになってほしいという願いを込めて名付けられた。
【株式会社Marine Xについて】
Marine X
Marine X はマリンレジャーの体験を革新するために設立されたマリンテックカンパニーです。プレジャーボートなど小型船舶を、最新のテクノロジーでアップデートし続け、その技術力で世界の水上モビリティの安全性と快適性を高めること、それが私たちのミッションです。心からリラックスできる最高の瞬間は、最上級の安全性と快適性の上にこそ成り立つもの。マリンレジャーを楽しむ全ての人々が優雅なひとときを味わうことのできる世界の実現を目指します。
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