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HRCとティム・ガイザー選手、ミッチェル・エバンス選手が参戦契約に合意【本田技研工業】
2020年10月5日
株式会社ホンダ・レーシング（HRC）は、FIM※1モトクロス世界選手権の最高峰クラスであるMXGPクラスに「Team HRC（チーム・エイチアールシー）」より参戦している、ティム・ガイザー（Tim Gajser）選手（24歳 スロベニア）と、ミッチェル・エバンス（Mitchell Evans）選手（21歳 オーストラリア）との、2021年以降の複数年契約に合意したことを発表しました。
ティム・ガイザー選手（左）、ミッチェル・エバンス選手（右）とCRF450RW
ティム・ガイザー選手は、2015年にFIMモトクロス世界選手権MX2クラスチャンピオンを獲得すると、翌2016年からワークスチーム※2Team HRCよりMXGPクラスに参戦、最高峰クラス参戦初年度でチャンピオンを獲得しました。2019年にもMXGPクラスで2度目のチャンピオンを獲得し、今シーズンは現在※3ランキング首位で2年連続3度目のMXGPクラスチャンピオンを目指しています。
ミッチェル・エバンス選手は、2019年から FIMモトクロス世界選手権 MX2クラスに参戦を開始すると、参戦初年度ながら11位を獲得。2020年からはTeam HRCよりMXGPクラスに参戦し、現在※3ランキング11位につけています。
※1 FIMとは､Fédération Internationale de Motocyclisme（国際モーターサイクリズム連盟）の略称
※2 ワークスチームとは、マシンを製造しているメーカーが運営しているチーム。HondaではHRCが運営するチーム
※3 2020年10月4日 第11戦ヨーロッパGP終了時点
ティム・ガイザー
「今回のHonda、Team HRCとの契約更新に関して、とてもうれしく思っています。7年間に渡って一緒に戦ってきたこのチームはもう、自分にとっては家族のようなものです。我々はこれからもベストを尽くしますし、毎年一緒にタイトルに向けて戦えることは、この上なくエキサイティングなことです。また自分にとってもこのチームと、特にCRF450RWで戦えることが、ベストな環境だと信じています。数回にわたりチャンピオンシップを獲得できたこのチームと引き続き戦えることを確認でき幸せです」
ミッチェル・エバンス
「このチームで契約できたことを大変うれしく思っています。これで、今シーズンの最後までベストな結果を出すことに集中することができます。また自分の未来を作り上げるためにここまで作ってきたいい関係を、このまま伸ばしていけることに感謝しております。これから自分を磨き、このチームとともに戦いCRF450RWに乗り続けたいですし、自分がチャンピオンになる夢を実現するためには、Team HRCが間違いなくベストなチームだと信じています」
株式会社ホンダ・レーシング（HRC） 代表取締役社長 野村欣滋（のむら よししげ）
「ティム・ガイザー、ミッチェル・エバンス両選手と来年のシーズンも、MXGPクラスで一緒に戦えることを大変うれしく思っています。今シーズンは、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）によって、非常にタイトな日程でのレースを強いられています。その厳しい状況においても、ガイザー選手はチャンピオン争いをしており、エバンス選手もトップ10に入る勢いを見せてくれています。来シーズン以降も両選手とともに、Team HRCはチャンピオン獲得にチャレンジしていき、皆さまの期待に応えていきますので、応援をよろしくお願いします」
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