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輸送力増強に向けて車両を増備!3編成18両(TX-2000系車両)を導入します。【首都圏新都市鉄道】

2012年6月18日

つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道㈱(代表取締役社長石井幸男、本社:東京都台東区)では、朝間時間帯の混雑緩和を目的として輸送力増強を図るため、TX-2000系車両3編成(18両、交直流車)を増備いたします。
今回の車両増備にあたっては、平成20年7月に増備したTX-2000系車両を基本として、「節電効果を高める室内灯のLED化」や「座り心地の改善」を図るなどの改良を加え、より良い車内環境をご提供できるよう機能を充実しております。
増備車両に関する詳細は下記のとおりです。

1. 増備車両の名称

TX-2000系(交直流車)【TX-71編成、TX-72編成、TX-73編成の計3編成】

2. TX-2000系車両の主な特徴

1)秋葉原~つくば間の全線で走行が可能な交直流車で、直流区間(秋葉原~守谷)および交流区間(守谷~つくば)の二つの異なる電気方式に対応しています。
2)車体の素材にアルミニウム合金を採用し、軽量化とすることで電力消費量の軽減を図っています。
3)ブレーキ動作時に電車のモーターを発電機としてエネルギーを発生させる回生電力を採用しており、高速130km/hから列車停止まで回生ブレーキを使用しています。

3. 今回の増備車両の改良点(別紙1を参照)

1)環境
・ 車両内の室内灯を全てLED化としました。(既存車両の室内灯より消費電力を約23%削減)
2)安全
・ 乗降口ドア入口部のゴムの形状を変更し、かばん等が引き込まれないようにしました。
・ 優先席背部にある小窓を20cm開閉可能とすることで、車内換気の改善を図りました。
・ 乗降口ドアが開扉中の際、チャイムを鳴らすことで注意を促すよう改善しました。
3)快適
・ 座席に厚みを持たせることで、座り心地の改善を図りました。
・ 座席下部のヒーター容量をアップさせることで、暖房効果を改善しました。
・ 吊革の高さを5cm下げることで、今までより掴まりやすくしました。


※ このニュースは、平成24年6月19日(火)10:00から平成24年8月31日(金)22:00まで、当社ホームページに掲出いたします。


別紙1

TX-2000系(増備車両)の主な改良点

 


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