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日産e.dams、フォーミュラE第10戦で今シーズン初優勝【日産自動車】

2020年8月12日

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、ABB FIAフォーミュラE選手権第10戦ベルリン大会に参戦し、オリバー ローランドが今シーズンのチーム初優勝を飾りました。

 

 

スーパーポールセッションで1位となったローランドはポールポジションを獲得し、決勝でも全周回にわたってトップを走行して、フォーミュラEにおける初優勝を飾りました。セバスチャン ブエミは予選22位からスタートして、決勝は10位でゴールしました。

「今日は素晴らしいレースで、ローランドが感動的な勝利を飾りました。優れたエネルギーマネジメントによって予選、決勝ともに速さを見せ、フォーミュラEにおける完璧なレース展開でした。今日の勝利でチームはさらに勢いを増して明日の最終戦に臨み、チームランキングの2位確保を目指します」と、日産のグローバルモータースポーツダイレクターのトマソ ヴォルペは語りました。

今回のレースで日産e.damsは29ポイントを獲得し、チームランキング2位を維持しています。また、ローランドは今大会の優勝により、ドライバーズランキングで2位に浮上しました。今シーズンは残り1レースとなります。

日産e.damsチーム監督であるオリビエ ドリオは、「ローランドのポール・トゥ・ウィンは素晴らしかったです。チームは2人のドライバーのためにしっかりと準備をし、ブエミは22番手から10番手まで順位を上げ、チャンピオンを経験したドライバーならではの精神力とテクニックを見せてくれました。今シーズンのフィナーレに向けたチームの努力が実を結んでいます。 最後のレースを楽しみにしています」と今大会の戦いぶりを振り返りました。

オリバー ローランド:
「チームには感謝してもしきれません。今回の優勝は、私のキャリアの中で最大の勝利であり、特に参戦しているドライバーたちの高いレベルを考えると、これ以上の勝利はありません。このようなトップドライバーたちを相手に戦い、優勝できたことは本当に素晴らしいことです。今シーズンは自信を失って、コンマ2~3秒ほど差をつけられてしまうことが何度かありましたが、前レースでスーパーポールセッションに進出し、3番手からスタートしたことが良いステップになりました。今ではすべてがうまくいっています。チームは本当に良くやってくれていますし、マシンは最高です。今シーズンの終盤はずっと好調なパフォーマンスを維持しており、この勢いを来シーズンにつなげていきたいです。」

 

 

 

 

 

セバスチャン ブエミ:
「今日は今シーズン最高のレースだったと思います。速さも見せましたし、他チームやドライバーを相手に正々堂々と勝つことができたと思います。ベルリンでの1週間で大幅な改善ができたことを示しています。一日を通して、とても競争力があったと感じました。もちろん自身の予選の結果には少しがっかりしましたが、チームとローランドにとっては本当に嬉しい結果です。オフシーズンは本当によく頑張ってきましたし、チームランキングでも2位を狙える位置にいます。明日の最終戦を楽しみにしています」

 

 

 

 

 

 

サーキット情報
ベルリンe-Prix テンペルホーフ空港
ラウンド10と11の構成
新しいレイアウトで反時計回りに走行
全長:2.505km
ターン:16ターン

第11戦のスケジュール
8月13日、木曜日
11:30〜12:15:練習3
14:15〜14:51:予選
15:00〜15:20:スーパーポールセッション
19:03:レース(45分+1ラップ)





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