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新型軽自動車「日産ルークス」を発表【日産自動車】
2020年2月25日
新型軽自動車「日産ルークス」を発表
「技術の日産」がスーパーハイトワゴン軽自動車を刷新
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、25日、新型「日産ルークス」を発表しました。本年、3月19日より全国一斉に発売します。
新型「日産ルークス」は、「技術の日産」が家族のために、広い室内、便利で快適な使い勝手、誰もが楽しい移動空間、そして安全性を考え抜いて、日産自動車と三菱自動車工業の合弁会社NMKVのマネジメントのもと、日産が企画、開発を行ったスーパーハイトワゴンの軽自動車です。
今回のモデルチェンジにより、車名は、「日産デイズ ルークス」から「日産ルークス」に生まれ変わります。
前型モデルの「日産デイズ ルークス」は、便利で乗降性の良いオートスライドドアや、前方の状況をモニターし、車両や歩行者との衝突回避・衝突による被害軽減を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」などがお客さまから好評を得て、2009年の初代モデル*1の発売以来、これまでに累計で約61万2千台*2を販売してきました。
*1 2009年スズキ株式会社からのOEM提供車
*2 2009年11月~2020年1月(日産自動車調べ)
日産自動車副社長の星野 朝子は、「私たち日産自動車は、2020年、魅力溢れる『ニッサン インテリジェント モビリティ』を各セグメントに投入し、日産の先進的な技術で多くの皆さまの生活にワクワクをご提供します。その第一弾として、新型の軽自動車『日産ルークス』をお届けいたします。日産が誇る先進安全技術、優れた走行性能、そして、クラストップレベルの室内の広さなど、お客さまの期待を超えるスーパーハイトワゴン軽自動車が完成しました」と、述べました。 新型「日産ルークス」の進化したポイントは以下の通りです。
●広い室内
「日産デイズ」で好評のプラットフォームを採用し、大人4人がゆったりと過ごせるクラストップレベルの広い室内を実現しました。座った際の膝回りのスペースも十分に確保しています。後席ニールームは795mmもあり、ゆったりと座ることができます。また、後席の室内高は1,400mmと、小さなお子さまであれば、立ったまま着替えることも可能です。
さらに、荷室も、荷室床面の長さが675mm*3と広いスペースを確保したことで、48Lのスーツケースを同時に4個、積載することができます。
キャビンスペースを考え抜き、乗る人はゆったりと、荷物もたくさん積める広い室内空間を実現しました。
*3 リヤシートが一番前の状態での計測値
●便利で快適な使い勝手
後席スライドドアの開口幅は、650mmを確保したことで、楽に乗り降りができます。
このスライドドアは、セレナで好評の片足を車体の下にかざすだけで、自動で開閉する「ハンズフリーオートスライドドア」を両側共*4に採用しました。荷物で両手が塞がっていたり、お子さまを抱っこしていても楽にドアを開閉することができます。後席は、最大320mmスライドさせることができるため、前方にスライドすると運転席に座ったまま、後席に座っているお子さまに手が届きます。
また前型と比較して、前席のシートのヒップポイントを60mm高くしたことにより、広い視界を確保しました。さらに、小さなお子さまや年配の方の乗り降りをサポートする、助手席側スライドドア部の「オートステップ」*5をオプション設定しました。
具体的な使用シーンを想定し、便利で快適な使い勝手の良いクルマに仕上げました。
*4 グレード別設定
*5「オートステップ」を選択した場合、持込による届出でオーテック扱いとなります。
●楽しい移動空間
「日産デイズ」に軽自動車初搭載した、運転支援技術「プロパイロット」を更に進化させ、今回、「日産ルークス」に搭載しました。高速道路での「長距離運転」と「渋滞」という2大ストレスを軽減するのはもちろん、新たにミリ波レーダーを追加採用したことにより、より遠くの先行車の状況を検知し、スムースな制御が可能になりました。
エンジンは、「日産デイズ」で好評のパワフルなBR06エンジンを、「日産ルークス」にあわせた最適なセッティングを施し搭載しました。軽自動車を超える、力強い「走り」をご体感いただけます。
また、前型車よりもエンジンの骨格を高剛性化したことで、エンジン音の静粛性を向上しました。加えて、音源となるエンジン周りやドア周りに収音材を効果的に配置することにより、静かな室内空間を実現しました。
さらに、疲れを軽減する効果のある「ゼログラビティシート」を採用したことで、ロングドライブ時の疲れもサポートします。
運転におけるストレスの軽減や、静かな室内を実現し、「楽」で「楽しい」移動空間を実現しました。
●安全性
全方位の先進安全技術を搭載したことで、より安心してお乗りいただけるクルマに仕上がりました。 前方を走行する2台前の車両を検知し、急な減速などにより、 自車の回避操作が必要と判断した場合には、警報によってドライバーに注意を促す、「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」を軽自動車として初搭載*6しました。
また新たに、前方は、対向車がいてもハイビームを維持できるハイビームアシストの進化機能である「アダプティブLEDヘッドライトシステム」*7や、前方の車両進入禁止標識、最高速度標識、一時停止標識の3つの標識を検知する「標識検知機能」、「インテリジェント DA(ふらつき警報)」、「先行車発進お知らせ」などを搭載しました。
「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」は、ミリ波レーダーの採用により、夜間での性能が向上しました。
脚部の保護効果を高めるSRSニーエアバッグシステム(運転席)や前後、側面からの衝突を考慮した高強度安全ボディにより、事故の際の衝撃を緩和します。
もしもの事故の際の自動通報はもちろん、あおり運転や急病などの緊急事態にも手動で通報できる「SOSコール」*8をハイウェイスターシリーズに標準搭載しました。
家族でお出かけするための軽自動車だからこそ、安全性にこだわり、先進安全技術や安全のための機能を充実させました。
*6 2020年1月現在(日産自動車調べ)
*7 グレード別設定
*8 グレード別設定
●デザイン
ハイウェイスターシリーズのエクステリアは、堂々とし、より大きく見えるワイド感と高い質感で「作り込まれた」存在感を放ちます。スタンダードシリーズは、上品で洗練されたモダンでシンプルなスタイルを実現しました。
ハイウェイスターシリーズのインテリアは、洗練された空間と、直感的な使い勝手で、「きれい」に「楽」に使え、さらにディテールにもこだわり、クラスを超える品質に仕上がりました。スタンダードシリーズは、明るいグレージュの内装色により包まれるようなリラックス感あふれる室内空間を実現しました。オプションインテリアでは、ブラックとモカをベースとしたスタイリッシュなコーディネーションを実現しています。
ボディカラーは、2トーンが5色、1トーンが12色と多彩なバリエーションをご用意しました。また今回、スタンダードシリーズの「セレニティゴールド」*9、ハイウェイスターシリーズの、「アメジストパープル」と「アトランティックブルー」の3色は新色となり、軽自動車のクラスを超えた質感にこだわっています。
*9 2トーンカラーのルーフに採用(ホワイトパールとセレニティゴールドの2トーン)
全国希望小売価格(消費税込み)
WEBカタログ
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/roox.html
日産自動車の関連会社である株式会社オーテックジャパン(本社:神奈川県茅ヶ崎市、社長:片桐 隆夫)は、新型日産ルークス「AUTECH」、「ライフケアビークル(LV)」*1シリーズを発表し、日産の販売会社を通じて3月19日より全国一斉に発売します。
<日産ルークス「AUTECH」>
「AUTECH」は、多種多様なカスタムカーづくりで蓄積してきたオーテックジャパン伝統のクラフトマンシップを継承しつつ、スポーティでありながら高級感漂うスタイリングが特徴のブランドです。素材などの細部にもこだわりを持つお客さまに向けた、プレミアムスポーティをコンセプトとしています。オーテックジャパン創業の地である湘南・茅ヶ崎の「海」と「空」のイメージから想起したブルーが、ブランドのアイコニックカラーです。
今回発売する日産ルークス「AUTECH」は、「セレナ」、「ノート」、「エクストレイル」、「日産リーフ」に続く「AUTECH」ブランドの第5弾となります。
エクステリアは、「AUTECH」ブランド車共通の表現であるドットパターンのフロントグリルを採用。ドットパターンはジュエリーのような丸みを帯びたデザインとし、プレミアムかつエレガントな印象を表現しました。また、フロントバンパーに施したアクセント、ドアミラー、アウトサイドドアハンドルをシルバーカラーとしたほか、専用デザインのアルミホイールを採用することで、上質さと洗練さが目を惹くスタイルに仕上げました。
インテリアは、ブラウンとアイボリーのコントラストのある2色を配色し、シート地、インストパネルにレザー調素材を採用することで、暖かみがあり上質な心地よさに包まれるような空間を演出しました。また、シート、インストパネル、専用カラーの本革巻ステアリングにはブルーステッチを施しています。
ボディカラーは、「アトランティックブルー」、「アッシュブラウン」、「ホワイトパール」それぞれに、「ブラック」のルーフを組合わせた「AUTECH」専用の3つの2トーンカラーを含む、全9色を設定しました。
<日産ルークス「ライフケアビークル(LV)」シリーズ>
日産ルークス「ライフケアビークル(LV)」シリーズは、ベース車の広い室内空間を活かして、ご家庭のみならず、福祉施設・病院などのニーズにも対応するバリエーションを設定しました。
●助手席スライドアップシート*2
助手席が車両の外側に電動で回転・昇降することで、車への乗り降りが容易にできる車両です。「日産ルークス」の広く快適な室内空間とゆとりのあるドア開口高で、背の高い方でも頭上を気にせず安心して乗り降りができます。
●送迎タイプ
福祉施設や病院などで、少人数や住宅地の狭い道での送迎時に、利用者がスムースに乗り降りし、走行中もより安心して乗車ができるよう工夫を施した車両です。今回、「NV350キャラバン」、「セレナ」で好評を得ている「送迎タイプ」を軽自動車に初めて設定し、ラインアップの拡充を図りました。
助手席側スライドドア部には握りやすい大型乗降用グリップを、また後席用に、走行中に体を支えることができるグリップを装備しました。加えて、汚れが簡単に拭き取れる防水シート*3やラゲッジトレイを採用。そのほか、乗車時に利用者の杖を容易に収納できる杖立てや、荷室に歩行器や車いすを固定できるゴムネットを搭載しました。また、利用者のお体の状態に応じて選べるよう、オートステップや助手席スライドアップシートなどもオプション設定しました。
日産ルークス「AUTECH」WEBカタログ:
https://www.autech.co.jp/sv/roox_autech/index.html
日産ルークス「ライフケアビークル(LV)」シリーズWEBカタログ:
https://lv.nissan.co.jp/LVCAR/ROOX/
*リリース掲載写真はオーテックプレスサイト(http://www.autech.co.jp/pressroom/ )にてダウンロードできます。
日産自動車株式会社ホームページはこちら