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省燃費性能をさらに高めた超低粘度エンジンオイル「GLV-1 0W-8」を開発【トヨタ自動車】

2020年9月7日

省燃費性能をさらに高めた超低粘度エンジンオイル「GLV-1 0W-8」を開発
-新型車ヤリスから採用-

・世界で初めて設定された最も低粘度のオイル品質規格JASO*1 GLV-1*2の認定を取得
・燃費性能に優れ、従来の製品(SN 0W-16)と比べ約0.7%の燃費向上を実現
・新型車ヤリス*3のハイブリッド車から採用し、今後対象車種を順次拡大していく

トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、新エンジンオイル「トヨタ純正モーターオイル GLV-1 0W-8」を開発し、全トヨタ販売店や自動車用品店などを通じて2月10日に発売しました。メーカー希望小売価格(消費税抜き)は、3,900円(4L缶)です。


トヨタ純正モーターオイル GLV-1 0W-8

トヨタは、燃費向上に大きく寄与するエンジンオイルの低粘度化を進めており、今回、開発したオイルは、現在、最も低粘度のSAE*4粘度分類「0W-8」にも適合したエンジンオイルで、世界で初めて設定された低粘度のオイル品質規格「JASO GLV-1」の認定を初めて取得しました。
高性能な合成油の使用と粘度特性に優れた添加剤の開発・採用により、従来の製品「トヨタ純正モーターオイル SN 0W-16」に対し、約25%*5の低粘度化を図り、また、低摩擦被膜を形成する添加剤の効果を十分に引き出すことで、更なる低摩擦化を実現しました。
常温流動性能も向上しているため、エンジンの始動を繰り返すハイブリッド車の燃費性能向上に貢献しており、従来の製品と比べ、燃費性能を約0.7%向上させました。
さらに、これまでに培った添加剤技術によりエンジン内部の不純物の発生を抑え、エンジン本来の性能をより長く維持することを可能としています。

本オイルは、2月10日発売の新型ヤリス ハイブリッド車用の工場充填オイルから採用を開始し、今後、対象車種を順次拡大していく予定です。
今後も、お客様に、低燃費かつ、高いエンジン性能に貢献するエンジンオイルの提供に努めてまいります。

*1 自動車規格(JASO : Japanese Automobile Standard)
*2 0W-8、0W-12の低粘度ガソリンエンジン油の品質規格
*3 2020年2月10日に発売
*4 SAE Society of Automotive Engineers
*5 40℃における動粘度比較








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