ニュース
「第35回 日産 童話と絵本のグランプリ」大賞作品を出版【日産自動車】
2019年12月13日
「第35回 日産 童話と絵本のグランプリ」大賞作品を出版
全国の公立図書館などに出版作品を寄贈
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、2018年度に実施した「第35回 日産 童話と絵本のグランプリ」((一財)大阪国際児童文学振興財団主催)の大賞2作品を、12月15日にBL出版株式会社より出版します。
今回出版する童話作品は、童話部門で2,359編の応募作品の中から大賞に選ばれた、水凪 紅美子さんの作品『くじらすくい』です。この童話には、同グランプリ第31回 絵本部門の大賞を受賞した、たなか やすひろさんの挿絵を配しました。また、絵本作品は、絵本部門の429編の応募作品の中から大賞に選ばれた、松丘 コウさんの作品『ぴのちゃんとさむさむねこ』です。
日産自動車は、社会貢献活動の一環として、アマチュア作家を対象とした創作童話と絵本のコンテストである同グランプリに第1回(1984年)から協賛しています。才能ある新進作家を育成するとともに、子どもたちに良書を届けることを目的とし、35年間で65作品を出版しました。
同社は、優れた童話と絵本を多くの子どもたちに楽しんでもらうため、出版した作品を全国の公立図書館等に寄贈しています。今年も日本国内の図書館約3,500館と、同社の事業所近隣の保育園・幼稚園など約800園に寄贈する予定です。また、海外においても、同社の海外事業拠点周辺の日本人学校や日本語補習校にも本を寄贈しています。第1回から寄贈した本は、累計で24万冊以上にのぼります。
なお、今年度の「第36回 日産 童話と絵本のグランプリ」作品募集は、10月31日をもって終了しました。入賞作品の発表は、2020年3月初旬を予定しています。
●童話の概要
タイトル:
『くじらすくい』
夏祭りで「金魚すくい」ならぬ「くじらすくい」を見つけた主人公が「くじらすくい」に成功し、くじらを家に持ち帰るお話です。タイトルやアイデアの斬新さに加え、視覚に訴える丁寧な場面描写がすばらしく、冒頭から物語に引き込まれる作品となっています。
作者:
水凪 紅美子
群馬県在住。北関東造形美術専門学校グラフィックデザイン科卒。図書館臨時職員。
絵の作者:
たなか やすひろ
東京都在住。東洋美術学校卒。第31回「日産 童話と絵本のグランプリ」絵本大賞、2019年ボローニャ国際絵本原画展入選。
価格:
1,300円(税別)
●絵本の概要
タイトル:
『ぴのちゃんとさむさむねこ』*受賞時のタイトルは『こがらしの日は』
主人公の女の子が木枯らしの吹く寒い日に、凍えそうな子猫を見つけ温めてあげるところからスタートするお話です。ソフトな色彩と大胆な構図が独特の世界観を作り出し、お話の思いがけない展開も相まって、ページをめくる楽しさにあふれる作品です。
作者:
松丘 コウ
静岡県在住。第32回、第33回、第34回「日産 童話と絵本のグランプリ」絵本の部 優秀賞受賞。
価格:
1,300円(税別)
<関連URL>
日産のサステナビリティ ウェブサイト https://www.nissan-global.com/JP/SUSTAINABILITY/
社会貢献の取り組み ウェブサイト http://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/
日産自動車株式会社ホームページはこちら