日産マリーン、量産型「水面清掃船」を発売【日産自動車】

2012年5月25日

日産自動車の関連会社である日産マリーン㈱（本社：神奈川県横浜市西区、社長：鳴海照芳）は、「水面清掃船」を新開発し、5月25日より全国一斉に発売いたします。

新開発の「水面清掃船」は、全長6.61m、幅2.4mと小型でありながら約1m³（水面下）のゴミ収容能力を持ち、マリーナ、海水浴場、養殖漁場、ダム、湖、競艇場などの水面にあるごみを簡単に清掃できます。また、船首側に大きなハッチを設けたことにより、ごみの回収作業も容易に行うことができます。更に、静かで排出ガスがクリーンな4ストローク船外機をセットしており、環境に優しい清掃船となっています。

なお、今回の1号艇は、「パックリン」の愛称で横浜ベイサイドマリーナ（横浜市金沢区）に納入されます。

「水面清掃船」の特徴

● 船首側に大きく開くハッチを設けたことで、ごみの取り込みや回収作業がやりやすくなっています。
● 量産用の型を製作したことで、短期間でお客さまに商品を提供できます。
● 航行による船尾に発生する波を最小限に抑え、マリーナ内等で係留艇へ迷惑をかけないようにしています。
● Tトップ（日よけ）を可倒式としたことで、全高を低くすることが可能です。
● 着脱式のパルピット（手すり）の採用により、広いデッキを生かして多用途に使えます。
● 作業者一人での操作が可能です。
● 小型のため、目的地までトラック輸送が可能です。