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「マツダ CX-5」がユーロNCAPの安全性能総合評価で最高評価の5つ星を獲得【マツダ】

2012年5月23日

-欧州でも、軽量・高剛性「SKYACTIV ボディ」が世界トップレベルの安全性能を証明-

マツダ㈱(以下、マツダ)は、2012年2月より欧州各国で順次販売を開始した新型「マツダ CX-5」が、欧州の安全性能評価基準である「ユーロNCAP(European New Car Assessment Programme)」*1において、最高ランクの5つ星を獲得したと発表しました。

今回のユーロNCAP最高ランク獲得と、2012年3月の米国道路安全保険協会(IIHS)*2の「トップセーフティピック2012」認定により、新世代の軽量・高剛性「SKYACTIV ボディ」を採用した「CX-5」の安全性能が世界トップレベルであることが証明されました。

2009年から新評価システムが導入されたユーロNCAPでは、64km/hオフセット前突や50km/h側突、29km/hポール側突、後面衝突時の頚部保護、歩行者保護の各衝突試験とESC*3性能等の試験が実施されます。「成人乗員保護性能(50%)」、「子供保護性能(20%)」、「歩行者保護性能(20%)」、「安全補助装置性能(10%)」の4つのカテゴリでの得点率と総合の得点率から、0星から5つ星までの6段階で総合評価するものです。2012年から歩行者保護評価や総合評価において、5つ星の獲得基準が一段と厳しくなっている中、「CX-5」は4つのカテゴリ全てにおいて、同サイズのSUV中トップレベルの得点率を得て、最高評価の5つ星を獲得しました。

また、マツダでは新評価システム導入以降、「Mazda6(日本名:マツダ アテンザ)」「Mazda3(日本名:マツダ アクセラ)」の欧州仕様車が2009年にユーロNCAPの5つ星を獲得しており、「CX-5」で3車種目となります。

「CX-5」から採用した新世代の軽量・高剛性「SKYACTIV ボディ」は、ボディ構造の原理原則に立ち返り、構造、工法、材料を一から見直した理想のボディを目指して開発しました。前後のバンパービームに、世界最高の強度をもつ1,800MPa級の自動車用高張力鋼板を採用するなど、ボディの61%に高張力鋼板を使用し、軽量化を追求するとともに高い衝突安全性能を実現しています。

マツダでは、この軽量・高剛性「SKYACTIV ボディ」を、順次新世代商品に展開していく予定です。


*1  欧州各国の交通関連当局などで構成された独立機関が1997年より実施している自動車の安全性能評価
*2  IIHS : Insurance Institute for Highway Safety
*3  ESC : Electronic Stability Control(横滑り防止装置)-マツダ㈱ではDSC : Dynamic Stability Controlと呼ぶ

SKYACTIV TECHNOLOGY専用ウェブサイト : http://www.mazda.co.jp/philosophy/skyactiv/


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