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ホイールローダー「WA900-8R」を新発売【コマツ】
2019年9月13日
コマツ(社長:小川啓之)は、最新技術を随所に織り込んだホイールローダー「WA900-8R」を発売しました。
当該機は、作業負荷に応じた最適なパワー供給システムと低燃費油圧システムにより無駄な燃料消費を抑えることで、燃料消費量を当社従来機に比べ10%低減(※1)するなど、生産性と燃費性能の両方で高いレベルを実現しています。
また、優れた掘削性を有した新形状のバケットを標準装備し、掘削時に対象物が滑らかにバケット内へ入っていくよう形状を見直したことで、作業効率を向上させています。さらに、同じく標準装備している二つの自動制御機能で稼働をサポートします。オート掘削機能は、作業機にかかる負荷を感知し作業機を自動制御することで掘削開始からすくい込みまでをアクセルのみで操作できます。また、セミオートアプローチ&ダンプシステムは、Vシェーブローディング中にダンプトラックへ近づくと自動で作業機が上昇し、セミオート排土開始スイッチを押すだけで積み込み作業が可能です。オペレーターの熟練度に関係なく安定した積み込み量を確保し、生産性の向上と疲労軽減に貢献します。
また、鉱山向け大型機械の管理システムであるKOMTRAX Plusは衛星通信経由により遠隔地からでも車両の「健康状態」や「稼働状態」を把握し機械トラブルを未然に防止します。車両管理業務の効率化を図れるほか、燃料消費量やアイドリングなどの作業情報をもとに、省エネ運転支援レポートなど、お客様に有益な情報を提供することでトータルライフサイクルコストの低減に貢献します。
※1. 当社従来機との比較(当社テスト基準による)。実作業では作業条件により異なる場合があります。
【写真は新発売の「WA900-8R」】*一部オプションが含まれています。
【主な商品の特徴】
1.環境、経済性
・燃料消費量10%低減
先進のクリーン&エコノミー設計により高効率作業を実現。大容量トルクコンバータの採用や、作業負荷に応じてエンジン・パワートレイン・油圧システムをトータルに最適コントロールする「コマツ スマートローダロジック」、さらに可変容量ポンプを組み合わせることで作業機に必要な油量を最適化できる低燃費油圧システムの「クローズドセンタロードセンシングシステム」の搭載により、生産性と燃費性能の両方で高いレベルを達成しています。
・新形状バケット
優れた掘削性を有した新開発のバケットを標準装備。掘削時に対象物が滑らかにバケット内に入っていくよう形状を見直したことで、作業効率が向上しています。
・タイヤスリップコントロールシステム
センサーがタイヤのスリップを検知すると駆動力を抑制し、タイヤのスリップを防止するタイヤスリップコントロールシステムを新たに搭載。摩耗の低減、タイヤカット防止につながることでタイヤ寿命延長を実現します。
2.ICT
・KOMTRAX Plus
鉱山向け大型機械の管理システムであるKOMTRAX Plusは、衛星通信経由により遠隔地からでも車両の「健康状態」や「稼働状態」を把握。機械トラブルを未然に防止することで、車両管理業務の効率化を図ります。また、燃料消費量やアイドリングなどの作業情報をもとにした省エネ運転支援レポートなど、お客様に有益な情報を提供します。
・高精彩7インチ液晶マルチモニター
新搭載の高精彩7インチ液晶マルチモニターでは、必要な情報を必要なときに表示。省エネ運転をサポートするエコガイダンスとエコゲージをリアルタイムでオペレーターに知らせすることで燃費効率の良い運転が可能になるほか、車体の状態をモニタリングできる異常チェック機能を搭載し、万一の異常発生時には、モニターでスピーディーにチェックし休車時間を最小限に抑えるサポートをします。
3.快適性・安心
・オート掘削
作業機にかかる負荷を感知し作業機を自動制御。掘削開始からすくい込みまでがアクセルのみで操作できます。オペレーターの熟練度に関係なく安定した積み込み量を確保できるため、生産性の向上と疲労軽減に貢献します。
・セミオートアプローチ&ダンプシステム
Vシェーブローディング中にダンプトラックへ近づくと自動で作業機が上昇。セミオート排土開始スイッチを押すだけで積み込み作業が可能です。オート掘削機能と併用することで、積み込み作業が容易になりオペレーターの疲労を最小限に抑えます。
・リヤービューカメラ、カラーリヤービューモニター、KomVision(機械周囲カメラシステム )
標準装備のリヤービューカメラとカラーリヤービューモニターにより、後方の安全確認をサポート。カラーリヤービューモニターは7インチの液晶ディスプレイモニターで車両の後方を鮮明に確認できるほか、輝度調整スイッチによりオペレーターが明るさを微調整できます。また、KomVisionシステム(オプション)は、車両の前後左右に装着される6台のカメラを用いて車両周囲をモニター上に表示します。さらにKomVisionレーダ(オプション)を付け加えると、車両周辺の障害物を検出し、警告ブザーを鳴らしてオペレーターに知らせることでさらなる安全性追求に貢献します。
【発売月】 2019年7月
【公表価格】 21,500万円 *工場裸渡し消費税抜き
※ ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。
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