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SEC-ウェーブミル™WEZ型のモジュラータイプを開発、販売開始【住友電気工業】

2019年9月17日

住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)は、高精度隅削りカッタSEC-ウェーブミル™WEZ型のモジュラータイプを開発し、2019年10月より販売を開始します。

近年、機械加工分野で要求される寸法精度や加工品位は厳しさを増しており、加工する工具に対しても、壁面精度や、加工面の粗さへの改善要求がますます強まっています。

当社はこれらのニーズに応えるため、「SEC-ウェーブミル™WEZ型」を2019年4月から発売しています。このたび、より長い工具突き出し量の加工での高精度化、安定化のため、WEZ型用インサートを搭載可能なモジュラーツールを開発しました。鋭い切れ味の高精度インサートを適用したヘッド交換式エンドミルにより、長い突き出しの加工においても優れた壁面精度と仕上げ面品位を実現します。また、計36型番、10材種の組み合わせでコーナー半径違いや新材種インサートを同時に発売し、インサートの選択肢が総計124に広がることで、自動車や航空機、造船、産業機械、金型分野などの様々な加工に対応できます。


SEC-ウェーブミル™WEZ型 モジュラータイプ

1. 特長
1.長い工具突き出し量での安定加工
鋭い切れ味のインサートが搭載可能な本体と超硬アーバや鋼アーバの組み合わせにより、L/D>3の長い突き出しでの加工を可能にします。

2.優れた加工精度と仕上げ面品位
超硬インサート刃先形状の最適設計と、高精度なインサート造形技術の組み合わせにより、隅削り加工において、優れた壁面精度と仕上げ面品位を実現します。

3.幅広い加工に対応
大きな傾斜角度が可能な刃径Φ16~Φ40mmまでのカッタラインアップと、新たに開発したコーナー半径違いや新材種インサートが、幅広い加工用途への対応を可能にします。

2. ラインアップ
本体(計38型番)


インサート(計36型番)10材種

3. 販売計画
初年度 6億円/年、2年後 10億円/年

4. 価格
25,400~57,800円(税抜)








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