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インフィニティとマグナ、 完成車の生産に関する覚書を締結【日産自動車】

2012年5月10日

日産自動車㈱のラグジュアリーブランドであるインフィニティは10日、マグナ・インターナショナルの事業部門であるマグナ・シュタイヤーと、インフィニティの次期型ラグジュアリーエントリーモデルの生産に関する覚書を締結しました。同モデルの生産は2014年に開始される予定です。この暫定的な合意は、マグナ・シュタイヤーがすでに重点的に取り組んでいるエンジニアリング業務に基づくものです。

インフィニティ事業を担当している日産自動車のアンディ パーマー副社長は、「この新しいモデルは、インフィニティブランドにとって、新しいお客さまを獲得し、西欧諸国などの主要市場で成長するための大きなチャンスとなります。私たちはこの重要な商品を実現させるためにマグナ・シュタイヤーと協力していけることを喜ばしく思っています」と語りました。

マグナ・ヨーロッパおよびマグナ・シュタイヤーの社長であるギュンター アプファルターは、「私たちはインフィニティと初めての車両組立に関する覚書を締結できたことを非常にうれしく思っています。マグナ・シュタイヤーがエンジニアリングサービスと完成車の組立を行うサプライヤーとして、お客さまの幅をさらに広げていくための重要なマイルストーンとなるでしょう」と述べました。

両社は現在、生産および供給に関する契約の詳細について、最終の検討を行っているところです。

マグナ・シュタイヤーについて

マグナ・シュタイヤーはマグナ・インターナショナルの子会社であり、自動車製造とそれに伴う幅広いサービスで100年以上の経験を持っています。独自ブランドを持たずに自動車の開発・製造を行う自動車メーカーのパートナーとして世界をリードしています。幅広いサービスは、開発、車両委託製造、ルーフシステム、燃料タンクシステムの4つの分野に亘ります。同社はこれまで、委託メーカーとして、21車種250万台を生産してきました。マグナ・シュタイヤーは、北米、欧州およびアジアで37の拠点を持ち、10,500名の従業員を有しています。

マグナ・インターナショナルについて

マグナは最も多様性に富むグローバル自動車サプライヤーです。主に自動車および軽トラックの相手先商標製品の製造(OEM)を行い、先進技術を使った自動車システム、組立部品、モジュール、コンポーネントの設計、開発、製造、完成車両の開発・組立を行っています。マグナは、26カ国に294の生産拠点、87の製品開発・販売センターを展開し、約111,000名の従業員を有しています。詳細はwww.magna.comをご覧ください。


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