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アセアン市場に初めて『アウトランダーPHEV』を投入【三菱自動車工業】

2019年7月10日

三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表執行役CEO:加藤 隆雄、以下三菱自動車)は、プラグインハイブリッドEV『アウトランダーPHEV』をアセアンで初となるインドネシア市場に投入します。今月18日から開催される第27回インドネシア国際オートショー*1において同車を出展する予定です。

*1:正式名称はthe 27th Gaikindo Indonesia International Auto Show 2019です。7月18日(木)はVIP&プレスデー、19日(金)~28日(日)は一般公開日として開催されます。詳細は下記公式サイトをご参照ください。
  https://indonesiaautoshow.com/

インドネシアは、CO2排出の抑制などの環境対策に取り組んでおり、当社は、『アウトランダーPHEV』を通して、重要市場である同国に貢献したいと考えています。

また、『アウトランダーPHEV』は、アセアンにおける自動車の安全性能を試験・評価する自動車アセスメント(以下アセアンNCAP)安全性能評価において総合87.61ポイント(100ポイント中)、最高評価となる5☆を獲得しました。『アウトランダーPHEV』は、7つのSRS*2エアバックやブラインドスポットワーニング*3などの採用により、成人乗員保護性能で高得点だったほか、子ども乗員保護性能、安全補助装備の項目でも高い評価を得ました。

*2:SRS = Supplemental Restraint System(シートベルトを補助する乗員保護装置)
*3:近傍後側方を並走する車両を検知した場合にドライバーに知らせ、
  車線変更時の接触事故を防ぐよう作動するシステム

2013年に日本で販売を開始した『アウトランダーPHEV』は、三菱自動車の強みである四輪制御技術と電動化技術の粋を集めたSUVのプラグインハイブリッドEVとして、他社に先駆けて市場投入し、これまで世界50ヵ国以上で販売され、販売台数が20万台を超えています。また同車は2018年末までの累計で、世界で最も売れているプラグインハイブリッドEVです。欧州では2015年から4年連続でプラグインハイブリッドカテゴリーの販売トップ*4となりました。

*4:JATO Dynamics Limited調べ


最大の特徴はEVをベースとした独自の構造で、三菱自動車の商品戦略において重要車種のひとつとなっています。電動車ならではのトランスミッションやプロペラシャフトのないシンプルなレイアウトにより、軽量化やエネルギーの効率化を追求し、お客様に優れた環境性能と滑らかで力強い走りを提供しています。

あわせて、『アウトランダーPHEV』は、その電力を走行以外でも利用できる機能を持つプラグインハイブリッドEVでもあります。自動車の駆動用バッテリーから電力を供給することで日常から緊急時まで活用することが可能です。実際に、2016年の熊本地震や2018年に発生した北海道胆振東部地震などの災害時に、ライフラインが絶たれた中での貴重な電源として活用されました。

三菱自動車はアセアンにおいても、『アウトランダーPHEV』を通して社会に貢献できる価値を広げていくことを目指しています。








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