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「スクラムバン」と「スクラムワゴン」を一部改良して発売【マツダ】

2019年7月4日

「スクラムバン」と「スクラムワゴン」を一部改良して発売
―先進安全技術の拡充により、夜間走行時の安全性も向上―

 マツダ株式会社(以下、マツダ)は、広い荷室と使いやすさを追求した軽商用車「スクラムバン」ならびに軽乗用車「スクラムワゴン」を一部改良し、全国のマツダ販売店を通じて、本日発売します。

今回の改良においては、先進の予防安全技術の拡充による安全性と、室内の使い勝手を向上させました。
 安全性能については、スクラムバン「PAスペシャル」「PCスペシャル」「BUSTER」機種とスクラムワゴン全車に、マツダの軽自動車で初となる夜間歩行者検知機能を備えた「デュアルカメラブレーキサポート(以下「DCBS」)*1」および超音波センサーによる「後退時ブレーキサポート*2」などを新たに設定。経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車*3」の「サポカーS・ワイド*4」に該当します。

 室内の使い勝手については、前席上部にある「オーバーヘッドシェルフ」をスクラムバンで全車標準化したほか、「PA」「PAスペシャル」機種の「ユーティリティナット」を12個に増やし*5、荷室アレンジの自由度がさらに広がりました。また、スクラムワゴン「PZ TURBO(PZターボ)」機種を全高1,910㎜のハイルーフ仕様に変更*6。乗員がよりゆったり快適に過ごせる室内空間と、より多くの荷物を積める荷室を実現しました。

■「スクラムバン」および「スクラムワゴン」一部改良の概要
スクラムバン(PAスペシャル、PCスペシャル、BUSTERのみ)・スクラムワゴン共通
- 夜間の歩行者検知機能を備えた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート(DCBS)*1」を
 マツダの軽自動車として初採用。「安全運転サポート車*3」の「サポカーS・ワイド*4」に該当
- DCBS装着車には被害軽減ブレーキ情報表示を追加した3連メーターを採用*7
- 「後退時ブレーキサポート*2」をスクラムバン・ワゴンとして初採用し、駐車時などの衝突リスク回避に貢献
- 誤発進抑制機能(前進+後退時)、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、
 リアパーキングセンサー、ハイビームアシストを、スクラムバン・ワゴンとして初設定し、
 使用時の安全性を向上

スクラムバン([ ]内は対象機種)
- A4サイズの書類を収納可能な「オーバーヘッドシェルフ」を前席上部に追加
 [PA、PAスペシャル:その他機種には設定済みのため、全車標準化]
- 室内の「ユーティリティナット」の数を、10個から12個に増設*5[PA、PAスペシャル]
- 夜間走行時の安全性を向上させる「オートライト」機能を、DCBSとの組み合せで追加
 [PAスペシャル、PCスペシャル、BUSTER]
- 従来の5速オートギアシフト(5AGS)を、より操作が簡便な
 4速オートマチックトランスミッション(4AT)に変更*8[PAスペシャル、BUSTER]

スクラムワゴン([ ]内は対象機種)
- ハイルーフ仕様に変更*6。室内高1,420㎜(従来比+105㎜)となり、
 広々とした居住性と、荷室の積載性を向上[PZ TURBO]
- オーディオガーニッシュを従来の180㎜から200㎜ワイドに変更[全機種]

*1 「デュアルカメラブレーキサポート(DCBS)」は、
  フロントガラス上部に設置した2個のカメラが前方の車両や歩行者を検知し、
  衝突の可能性があると判断すると、ブザー音とメーター内の表示によって
  ドライバーに警報を発し、さらに衝突の可能性が高まると
  自動(衝突被害軽減)ブレーキが作動し、
  衝突の回避または衝突時の被害軽減を図る機能です。
  対象物、天候状況、道路状況などの条件によっては、
  衝突を回避または被害を軽減できない場合があります。

*2 「後退時ブレーキサポート」は、リアバンパー内部に設置した
  4個の超音波センサーで後方の障害物との距離を測り、
  警告音で障害物への接近を知らせます。さらに衝突の可能性が高まると、
  自動(衝突被害軽減)ブレーキが作動し、衝突の回避または衝突時の被害軽減を図ります。

*3 高齢運転者を含めたすべての自動車運転者による交通事故の発生防止・
  被害軽減対策の一環として、自動ブレーキなどの先進安全技術を活用した
  一定の運転支援機能を備えた車。略称「サポカー」。

*4 安全運転サポート車のうち、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで
  特に高齢運転者に推奨される、「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」の区分のひとつ。
  「サポカーS・ワイド」は、被害軽減(自動)ブレーキ(対歩行者)、
  ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを装備したクルマ。以下、ご参考。
  https://www.safety-support-car.go.jp/

*5 「PC」「PCスペシャル」のユーティリティナットは12個、「BUSTER」は8個で変更ありません。

*6 その他、「PZ TURBO」「PZ TURBO SPECIAL」は、従来のハイルーフ仕様のまま変更ありません。

*7 スクラムバンのDCBS装着車は、標準の単眼メーターから3連メーターに変更のうえ、
  DCBS関連の情報が表示されます。

*8 スクラムバン「PA」に設定の5AGS機種は販売を継続しますが、
 「PCスペシャル」に設定の5AGS機種は廃止、4ATのみ設定に変更となります。

*9 JC08モード燃費は国土交通省審査値で、燃料消費率は定められた試験条件での値です。
  お客さまの使用環境(気象状況、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用時等)に応じて
  燃料消費率は異なります。

*10 取得税/重量税の減税レベルについては、環境対応車普及促進税制による減税措置です。
  取得税減税は2019年9月30日新車登録まで、重量税減税は2021年4月30日新車登録まで適用されます。

 

 

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