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扱いやすさと走行性能を追求したスーパースポーツ、レースマシンイメージを強調 「YZF-R3 ABS」をマイナーチェンジ【ヤマハ発動機】
2019年5月9日
ヤマハ発動機株式会社は、水冷・4ストローク・DOHC・直列2気筒・4バルブ・320cm3エンジンを搭載した「YZF-R3 ABS」をマイナーチェンジし、6月10日より発売します。
「YZF-R3 ABS」は、「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに開発、同コンセプトの「YZF-R25 ABS」同様に、日常的な扱いやすさを確保しながらも、320㎝3エンジンのゆとりあるパワーで爽快な走行が楽しめるモデルです。
2019年モデルは、レースマシンイメージのスタイリングや定評ある走行性能に磨きを掛けました。主な特徴は、MotoGPマシン「YZR-M1」をシンボルとする新しいデザインを採用するとともに、1)エアロダイナミクスを追求したフロントカウルとスクリーン、2)乗りやすさとサーキットでの扱いやすさを両立した新デザインのタンク&タンクカバー、3)旋回時など良好な接地感に寄与する倒立式フロントサスペンション、4)快適でスポーティな走りにフィットするライディングポジション、5)視認性の高いフル液晶メーター、6)LEDヘッドランプ採用のフロントフェイス、7)軽快なハンドリングに貢献するラジアルタイヤなどです。
なお、製造はグループ会社PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturing (YIMM)が行います。
「YZF-R3 ABS」
ディープパープリッシュブルーメタリックC
【主な特徴】
1)エアロダイナミクスを追求したフロントカウルとスクリーン
フロントカウルとスクリーンは、空力特性の向上に重点を置き開発、フロントカウルは、“クロスレイヤード・ウイング”と呼ぶ立体的な構造で、走行風を後方に逃がすことによる空気抵抗の低減と効果的にエンジンを冷却する機能的なデザインを採用。スクリーン形状は車体の周りの空気を整流する効果があり、それぞれの優れた空力特性が空気抵抗によるライダーの負担を減らします。
2) 乗りやすさとサーキットでの扱いやすさを両立した新デザインのタンク&タンクカバー
ハンドル位置を22mm、タンクトップ位置を20mm下げ(従来比)、サーキットの直線で前傾姿勢を取りやすく、旋回時には高いニーグリップ性を発揮します。さらにタンクの左右最大幅31.4mm広げており、燃料タンクの容量は従来同様14Lを確保しています。
3)旋回時など良好な接地感に寄与する倒立式フロントサスペンション
37mm径インナーチューブの倒立式フロントサスペンションを採用、倒立式のメリットである優れた剛性バランスを活かすために減衰力とバネレートの最適化を図り、旋回や制動時などの良好なフロント接地感に繋げました。また減衰力発生機構はカートリッジ式とし、伸側・圧側それぞれの最適化が可能となり、快適性とスポーツ性の良好なバランスを図っています。※画像は「YZF-R25」
4)快適でスポーティな走りにフィットするライディングポジション
ハンドルクラウン下にマウントしたセパレートハンドルは、スポーティなスタイリングでありながら日常の扱いやすさと快適性に配慮しました。前モデルと同様にシートの高さを低く抑えたことで無理のないライディングポジションを実現し、ツーリング時のライダーの疲労感を緩和します。※画像は「YZF-R25」
5)視認性の高いフル液晶メーター
メーターは、新開発の視認性の高いフル液晶のディスプレイを採用。高精細なバーグラフタイプのタコメーターによりアクセルワークを視覚的に楽しむことができます。また、スピードメーターや燃料計だけでなくシフトタイミングインジケーターなどの情報をマルチに表示し、視認性の高さとレーシングイメージを両立しています。
6)精悍なフロントフェイスを演出するLEDヘッドランプ
歴代Rシリーズと同様の二眼ヘッドランプにLEDを採用しました。フロントフェイスはLED二眼ヘッドランプと新造形をバランスさせて低い位置から睨みつける表情をもたせ、サーキットでの緊張感や走りへの闘志を表現しました。 さらに左右ヘッドランプの中央には「YZR-M1」のアイデンティティであるセンターダクトを採用しMotoGPマシン「YZR-M1」イメージを強調しています。
7)軽快なハンドリングに貢献するラジアルタイヤ
剛性に優れ、転がり抵抗が少ないラジアルタイヤ※(フロント110mm幅、リア140mm幅)を採用し、ハンドリングの軽快さと快適な乗り心地に貢献しています。
※タイヤの骨格を形成する部材のカーカスを中心から放射線状(ラジアル)に配置した構造のタイヤ
「YZF-R3 ABS」主要仕様諸元
「YZF-R3 ABS」のフィーチャー ★新フィーチャー
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