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「衝突被害軽減ブレーキの性能認定」を11車種が取得【日産自動車】

2019年4月23日

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:西川 廣人)は23日、国土交通省の「衝突被害軽減ブレーキの性能認定制度」において、インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)を搭載している11車種が認定を取得した、と発表しました。

2018年度より開始された「衝突被害軽減ブレーキの性能認定制度*1」は、自動車メーカー等の申請に応じ、衝突被害軽減ブレーキが一定の性能を有していることを国が認定する制度です。

今回、日産は、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」を搭載している11車種38型式(エクストレイル、エルグランド、シーマ、ジューク、スカイライン、セレナ、日産デイズ、日産デイズ ルークス、日産リーフ、ノート、フーガ)を申請し、その全てにおいて認定を取得しました。

日産は、2013年より「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」の採用を開始し、2015年度末には、日本で販売している電気自動車、商用車を含む、ほぼすべてのラインナップにおいて搭載を完了しました。 日産自動車は、「ニッサン インテリジェント モビリティ」の取り組みのもと、クルマの電動化、知能化を推進しています。今後も、運転支援技術を幅広い車種に搭載し、ドライバー支援を進めることで、交通事故低減を目指して参ります。

●認定取得車種(日産リーフ含む11車種)
※ノート、フーガ、ジュークについては一部AEBS認定対象外グレードがあります


1:「衝突被害軽減ブレーキの性能認定制度」
高齢運転者による交通事故の防止のために設置された「安全運転サポート車」の普及啓発に関する関係省庁副大臣等会議の中間取りまとめ(2017年)において、自動車メーカー等の求めに応じ、衝突被害軽減ブレーキ等の先進安全技術が一定の性能を有していることを国が確認し、その結果を公表する制度の創設について検討することとされたことを踏まえ、2018年に「衝突被害軽減ブレーキの性能認定制度」を以下のとおり創設。

○ 国土交通大臣は、下記(1)の自動車について、搭載されている衝突被害軽減ブレーキが下記(2)の性能を有していることを確認し、認定を行う。 (1) 対象となる自動車
乗車定員10人未満の乗用車のうち、自動車メーカー等から本制度に係る申請があったもの

(2) 衝突被害軽減ブレーキの性能
下記①~③の性能を有していること
① 静止している前方車両に対して50km/hで接近した際に、衝突被害軽減ブレーキによる制動制御により、衝突しない又は衝突時の速度が20km/h以下となること。
② 20km/hで同一方向に走行する前方車両に対して50km/hで接近した際に、衝突被害軽減ブレーキによる制動制御により、衝突しないこと。
③ ①及び②の衝突被害軽減ブレーキによる制動制御の少なくとも0.8秒前までに、衝突のおそれがある前方車両の存在を運転者に知らせるための警報が作動すること。
○ 上記の認定を受けた自動車に係る情報については、国土交通省HPで公表するほか、自動車メーカー等が、衝突被害軽減ブレーキの普及促進のための広報活動等において当該情報を活用することができることとする。

日産自動車サポートカーサイトURL:
http://www.nissan.co.jp/CARLINEUP/SUPPORTCAR/







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