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業務用作業機器向け電動パワーユニット「eGX」プロトタイプを bauma 2019で世界初公開【本田技研工業】
2019年3月29日
Hondaは、業務用作業機器用として開発中の電動パワーユニット「eGX(イージーエックス)」プロトタイプをHondaの欧州現地法人であるホンダモーターヨーロッパロジスティックス<Honda Motor Europe Logistics N.V.(本社:ベルギー ゲント)>が出展する国際建設機械の見本市「bauma 2019(開催期間2019年4月8日~14日 場所:ドイツ・ミュンヘン 主催:メッセ・ミュンヘン) 」において、世界初公開します。
今回公開するeGXは、各種作業機械用動力源の世界標準として幅広い業界より支持いただいている汎用エンジン「GX(ジーエックス)」シリーズ*の信頼性や搭載性はそのままに、エンジンでは対応が難しいとされる坑道内や住宅近接エリアでの夜間工事といった使用環境における建機市場ニーズに応えたゼロエミッションパワーユニットとして開発を進めている先進の電動パワーユニットです。特にこのプロトタイプは、長年GXシリーズで培ってきた耐久信頼性についてのノウハウを活用し、ランマーやプレートコンパクターといった激しい振動を伴う建設機械への搭載を前提に開発を進めているものです。
また、eGXのモーターには、専用の三相ブラシレスDCモーターを採用。Hondaの長年に渡る発電機開発で培った絶縁技術、オルタネーターの巻線技術により、高効率・高出力化を実現しています。さらに、バッテリーは着脱式のリチウムイオンバッテリーパックを採用することで、利便性と作業効率を追求しています。
eGX出品概要(予定)
一体型DCパワーユニットeGX:プレートコンパクター搭載用モデル
セパレート型DCパワーユニットeGX:ランマー搭載用モデル
eGXプロトタイプモデルの主な特長
・Honda 汎用エンジンGXシリーズとの優れた互換性
<フランジ取り付け穴およびシャフトの寸法はGX(R)100/120と同一、外観寸法はGX120と同等>
・GXシリーズと同等の高い耐久信頼性ならびに耐振性
・電動ならではのメリット
~操作性(スイッチ操作のみの簡単始動)
~メンテナンスの軽減(電動化によりエンジンで必要な各種整備・交換・清掃作業が不要)
~ゼロエミッション(環境負荷物質HC/NOx/CO2排出ゼロ)
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