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トヨタ紡織が開発した鉄道車両用シートが上越新幹線のグランクラスに採用【トヨタ紡織】
2019年3月20日
トヨタ紡織が開発した鉄道車両用シートが上越新幹線のグランクラスに採用
~グランクラスにふさわしい高級感と快適性を実現~
トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:沼 毅)は、開発した鉄道用シートがこのたび、2019年3月16日(土)から運用開始された東日本旅客鉄道株式会社の上越新幹線E7系に採用されました。
このシートは、2014年に東日本旅客鉄道株式会社と西日本旅客鉄道株式会社が共同開発した北陸新幹線E7系・W7系に採用されたもので、グランクラス※1にふさわしい高級感と快適性を有しています。
最高級素材を用いた風格あるシートデザインに仕上げるとともに、自動車用シート分野で培った乗り心地の知見を活かして、お客様の体格差や着座姿勢に応じて身体全体をバランスよくサポートする形状とし、長時間移動を快適に過ごせるように配慮しています。 また、このグランクラスシートは、高いデザイン性と機能性が評価され、昨年、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会※2による「JIDAデザインミュージアムセレクションvol.20」に選定されました。
トヨタ紡織は、「世界中のお客様に最高のモビリティーライフを提案し続ける会社」として、“QUALITY OF TIME AND SPACE”-すべてのモビリティーの中で人が過ごす、より上質な時間や空間の提供を目指していきます。
※1:グランクラスとは、2011年より東北新幹線で運行されている新幹線の新たなグレード。
フランス語で「大きな」の意味を表す「Gran」と、英語の「Class」を由来とする造語で、
“高級感”に加え、大きな特徴である“ゆとり・居住性”を表現。
※2:日本のデザイン界と産業や社会、文化の発展を目的として活動する団体。
JIDAは、Japan Industrial Designers’ Associationの略。
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