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横須賀市 電力供給システム「LEAF to Home」を市役所などの公共施設に導入【日産自動車】

2012年4月25日

横須賀市は、日産自動車㈱、椿本興業㈱および株式会社椿本チエインと共同で、「日産リーフ」の駆動用バッテリーから電力供給するシステム「LEAF to Home」を市役所などの公共施設に導入します。

本システムはEVの充電と給電を双方向に行うための設備で、これによりEVの災害時における非常用電源や、電力不足時のピークシフトとしての利用が可能になります。

まずは、横須賀市内の追浜行政センターで、5月中に本システムを設置し、災害時の非常用電源としての運用を始め、さらに電力不足が懸念されている今夏に向けて、ピークシフト活用を段階的に行う予定です。

横須賀市では今後、平成22年度から実施しているEVタクシー導入モデル事業で、2年間の無償貸与を終えるEVタクシー10台の利活用と併せ、平成24年度内に市内の各行政センター(7箇所)へ本システムを設置します。

今回の導入を通じ、公共施設でのEVの利活用方法を検討するとともに、将来的な可能性を一般の方に周知していきます。

概要

1. 設置場所
追浜行政センター(横須賀市夏島町)

2.システム
電気自動車(日産リーフ)、電力制御装置(PCS:Power Control System)

3.運用内容
① 災害時の非常用電源としての活用
② 電力不足時のピークシフト利用
③ EV公用車の利活用方法の検討

4.協力体制・内容
・ 横須賀市
本システムの運用

・ 椿本興業㈱ 
システム構築、PCSの提供

・ ㈱椿本チエイン
システム構築、PCSの提供

・ 日産自動車㈱
システム評価試験等 技術協力


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