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次世代PCI Express Gen5試験ソフトウェアを発表【テレダイン・レクロイ・ジャパン】
2019年2月5日
テレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社(代表取締役 原 直)は本日、次期PCI Expressの仕様に対応したPCI Express Gen5 試験ソフトウェアQPHY-PCIE5-TX-RXを発表しました。
PCI Express Gen5はPCI-SIGが策定したPCI Expressの最新版仕様であり、現行のPCI Express Gen4の16GT/sの転送速度の2倍となる32GT/sの高速転送を実現します。記憶媒体やデータ・センターにおける、より高速のデータ転送の要求は加速度的に高まっており、16GT/s以上の転送速度への対応が早急に必要とされていました。PCI Expressの試験ソリューションのリーディング・カンパニーであるテレダイン・レクロイは、2018年6月に発表したプロトコル・ソリューションに引き続き、Gen5対応の製品開発を支援するため自社の物理層試験ソリューションを拡張し、Gen5に対応しました。この新しいPCI Express試験ソフトウェアQPHY-PCIE5-TX-RXは、自社のモジュール型オシロスコープLabMaster10Zi-Aで動作し、アンリツ株式会社製シグナル・クォリティ・アナライザ-R MP1900Aと組み合わせることで、Gen5のBase仕様に対応したトランスミッタおよびレシーバ試験を自動的に実行することができます。さらに以下の3つの特徴を有しています。
1.高速の自動レシーバ試験校正
PCI Express Gen5のレシーバ試験においては、ビット・エラー・レイト・テスタの校正を試験に先立って行わなければなりませんが、従来の手法では、1日がかりの面倒な作業でした。しかしながら、テレダイン・レクロイのQPHY-PCIE5-Tx-Rxは、LabMaster10Zi-Aの強力なプロセッサを活用してアンリツ株式会社のMP1900Aを自動校正することにより、校正作業の時間を数分の1に大幅に短縮することができます。
2.自動トランスミッタ試験
QPHY-PCIE5-TX-RXは、試験に必要な複数の信号波形を捕捉し、PCI Express Gen5のトランスミッタ波形パラメータの計算を自動的に簡単に実行することができます。前述のようにLabMaster10Zi-Aの強力なプロセッサにより短時間で試験を終えることが可能です。
3.下位互換性
QPHY-PCIE5-TX-RXは、Gen5のみならず、従来のGen3およびGen4のコンプライアンス試験にも対応します。
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Teledyne LeCroy Inc.について
Teledyne LeCroy Inc. は最先端の測定、解析用途の計測機器を製造、販売しています。Teledyne LeCroy Inc.が提供する高性能のデジタル・オシロスコープおよびシリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは幅広い分野の電子設計技術者に利用されています。Teledyne LeCroy Inc.はニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置いています。詳細については、こちらhttps://teledynelecroy.comをご覧ください。なお、製品の仕様や発表内容は、予告なく変更されることがあります。
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