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カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」で初のワンウェイ運用を開始【日産自動車】

2019年1月31日

日産自動車、カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」で初のワンウェイ運用を開始
福島イノベ交通ネットワーク実証事業「はまモビ」、富岡ステーションを開設

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:西川 廣人)は、31日、福島県浜通り地域に新たな「NISSAN e-シェアモビ」の拠点、富岡ステーション(福島県双葉郡富岡町)を開設した、と発表しました。昨年12月に開設した浪江駅ステーションに続き、浜通り地域で2つ目となるステーション開設に伴い、「NISSAN e-シェアモビ」として初のワンウェイ(片道)運用も開始します。

カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」は、公益財団法人 福島イノベーション・コースト構想推進機構の「福島イノベ交通ネットワーク実証事業業務」のプロジェクト「はまモビ」の受託に伴い、12月18日より福島県浜通り地域等での実証実験としての運用を開始しています。今回、「はまモビ」として2つ目のステーション開設となります。

富岡ステーションは、ラウンドトリップ(往復利用)とワンウェイ(片道利用)各2台、計4台で運用します。使用する車は、先進・安全装備を搭載した電気自動車「日産リーフ」です。また、今回の富岡ステーション開設に伴い、すでに浪江駅ステーションで運用を開始しているラウンドトリップの「日産リーフ」4台についても、ラウンドトリップ2台(24時間)、ワンウェイ2台(5:00-23:00)へと一部運用を変更します。

これまでのラウンドトリップ(往復利用)に加え、ワンウェイ(片道利用)を開始することで、借用時とは別のステーションへの車両返却が可能となり、より利便性が向上します。

浪江~富岡間は、東日本大震災の影響により、現在もJR常磐線の不通区間となっています。「NISSAN e-シェアモビ」の開設により、福島イノベ構想に関連する施設・拠点間の移動はもちろんのこと、浜通り地域に訪れた様々な方の移動手段としても、「日産リーフ」を便利にご利用いただけます。

 

福島イノベーション・コースト構想(以下、「福島イノベ構想」)は、東日本大震災及び原子力災害によって失われた浜通り地域等の復興・再生、新たな産業基盤の構築を目指して取り組まれている、国家プロジェクトです。

この地域には、今もなお、公共の交通インフラが不十分な場所が存在しています。今回の実証事業は、福島イノベ構想に関連する施設・拠点間や常磐線不通区間を結ぶ新しい交通ネットワークを形成するとともに、地域産業の集積と交流人口の拡大・推進を目的として実施します。また、日産自動車は、本実証事業を通じて福島県でのカーシェアリングの導入効果や事業採算性、今後の持続的な実現に向けて課題と対策を整理し、福島イノベ構想へ提案致します。

<e-シェアモビ 浜通り専用サイトURL>
https://e-sharemobi.com/hamamobi/

※ 実証実験期間中は、利用時間に応じての時間課金料金システムとなります。入会金、月額料金は無料。
※ 既に「NISSAN e-シェアモビ」会員の方は、そのままでご利用いただけます。

日産は、電気自動車の普及を通しゼロエミッション社会の実現に取り組む”日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」”を、販売会社と連携しながら自治体や各企業と協力して取り組んでいます。
これまでも日産は、福島県双葉郡の8つの町村への多目的小型商用車「NV200バネット」の寄贈、いわき市や広野町、楢葉町、浪江町における従業員ボランティア活動の実施、浪江町での電気自動車の使用済みバッテリー再製品化専用工場(フォーアールエナジー株式会社浪江事業所)の開所など、福島県の復興に向けた様々な活動を取り組んできました。これからも、よりよい世界の実現に向け、様々な分野での取り組みを共に進めて参ります。








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