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クロスオーバーモデル「400X」に19インチフロントタイヤを採用するとともに、外観を一新し発売【本田技研工業】
2019年1月29日
Hondaは、水冷・4ストローク・DOHC・直列2気筒・399ccエンジンを搭載し、市街地走行からツーリングまで幅広い用途で使用できるクロスオーバーモデルとしてご好評をいただいている「400X」の外観を一新するともに各部の熟成を図り、Honda Dreamより3月22日(金)に発売します。
400X(マットバリスティックブラックメタリック)
400Xは「冒険心を呼び起こす、正常進化 Cross Over」を開発キーワードに、よりアドベンチャーイメージを強調した外観に一新しました。フロントタイヤサイズを17インチから19インチに大径化しフラットダートでの走破性を向上させています。また、ウインドスクリーンの高さを従来モデルより延長するなど、クロスオーバーモデルとして走破性と高速巡行時の快適性を追求し各部の熟成を図っています。
パワーユニットは、吸排気系を見直し、幅広い走行状況に対応できる力強い走りを実現。また、アシストスリッパークラッチを新たに採用し、よりスポーティーな走行に寄与するとともにクラッチレバーの操作荷重を低減するなどロングツーリングでの疲労感の軽減を図りました。
電装は、シャープな造形のLEDヘッドライト、テールランプに加え、新たに前後ウインカーにもLEDを採用し軽量コンパクト化に寄与しています。
新設計のLCDメーターは視認性を向上するとともに、ギアポジションインジケーターなどの機能を新たに採用しています。
車体色にはアドベンチャーイメージを強調した「マットバリスティックブラックメタリック」とスポーティーなイメージを強調する鮮やかな「グランプリレッド」の2色を設定しています。
400X(グランプリレッド)
販売計画台数(国内・年間)
700台
メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
811,080円(消費税抜き本体価格751,000円)
* 価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
400Xの主な特徴
スタイリング
・ブロックパターンイメージの19インチフロントタイヤや高剛性なテーパー形状の
ハンドルバーを採用するなど、より威風堂々としたフォルムにアドベンチャーテイストを
新たに注ぎ込むことで、一層力強くタフなイメージに一新しています
・ラジエーターシュラウドを大型化するとともにサイドカバーの形状を最適化。
ライダーの足に当たる走行風とラジエーターからの排風をコントロールすることで
快適性を高めています
・ウインドスクリーンの高さを従来モデルより20mm延長し、
ウインドプロテクション性能を向上。長距離走行、高速巡行時の疲労感の軽減に
寄与しています
パワーユニット
・バルブタイミングおよびリフト量、インジェクターの最適化を図るなど、
低中回転域のトルクを向上させ、低速域の粘り強さと心地よい吹け上がり感を実現
・吸気系の構成部品の最適化により吸気効率を高めるとともに、
エキゾーストパイプのキャタライザー前後のボリュームを増したことで、
エンジンの吹け上がりの鋭さと力強いトルク特性に寄与しています
・マフラーはテールパイプを2本に増やすなど構造を変更し、
よりパルス感を高めた高揚感のある排気音を表現しています
・トランスミッションのドッグ形状を最適化し、
スムーズで質感の高いシフトチェンジフィーリングとしています
・アシストスリッパークラッチを採用。クラッチレバーの形状変更と合わせ、
操作荷重を低減させ、より扱いやすいクラッチ操作フィーリングを実現するとともに、
シフトダウン時などで生じる急激なエンジンブレーキによる後輪ホッピングを
抑制しています
足回り
・19インチフロントタイヤを採用するとともに、リアサスペンションのストロークを
従来モデルより長く設定するなど、未舗装路での走破性をより高めるとともに、
舗装路での乗り心地に配慮しています
・リアサスペンションには、サスペンション内のガスとオイルを完全に分離させる
構造とした分離加圧式を採用。路面追従性をさらに高めることで、よりスポーティーな
走行に寄与する運動性能を実現しています
・ハンドル切れ角を従来モデルに対し片側3度ずつ、左右合計で6度増やす事で、
狭い道やUターン時での取回し性を向上させています
・制御をより緻密化したABSモジュレーターを採用。ABS※1作動時のレバー、
ペダルへのキックバックを低減させるなど、制動時の安心感をより高めています
・リアサスペンションのストローク量を延伸しながらも、シート前部の形状を
スリム化することで、従来モデルと同等の足つき性を確保しています
※1 ABSはライダーのブレーキ操作を補助するシステムです。
ABSを装備していない車両と同様に、コーナーなどの手前では十分な減速が必要であり、
無理な運転までは対応できません。ABS作動時は、キックバック(揺り戻し)によって
システム作動を知らせます
電装
・ギアポジションインジケーター、シフトアップインジケーター、
水温計などの機能を新たに設定するなど、豊富な情報をライダーに伝える新設計の
LCDメーターを採用しています
・急ブレーキ時にハザードランプを高速点滅させるエマージェンシーストップシグナルを採用しています
主要諸元
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