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日本電産のトラクションモータシステム「E-Axle」が量産車に初採用【日本電産】

2018年12月10日

 2018広州モーターショーにて、広汽新能源汽車有限公司(以下、広汽新能源汽車)が発表した新型量産 EV「Aion S」に日本電産株式会社(以下、日本電産)のトラクションモータシステム「E-Axle」が初採用されました。


 トラクションモータは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などにおいて駆動力を発生させる中核部品です。航続距離500km以上を達成した「Aion S」に搭載される日本電産のトラクションモータシステム「E-Axle」はモータとインバータ、ギアを一体化することで、小型化・軽量化を実現し、車輌レイアウトの柔軟性を高めています。また、最大出力を150kW、最大システム出力トルクを3,900Nm まで向上させながらも、重量を 87kg にとどめています。(同クラスのガソリンエンジンの一般的な重量は160kg前後)

  昨今、CO₂による地球温暖化や排気ガスによる大気汚染など世界規模の環境・エネルギー問題が高まっており、自動車メーカー各社の電動化が加速しています。日本電産は、世界 No.1の総合モーターメーカーとして、軽薄短小技術、高効率化技術、制御技術を駆使した製品を開発し、自動車の進化に貢献する革新的ソリューションを提案してきました。

  中国は将来、世界のEV市場の中心になると注目されており、E-Axleの専用工場(66,000㎡)を中国・平湖工業圏に建設中、2019年5月より量産を開始予定です。また、今後については中国だけではなく、世界中の自動車メーカーやTier1 に対しても積極的な拡販活動を行う予定です。

製品に関するお問い合わせ先:
日本電産株式会社 車載事業本部 営業統括部
TEL:0749-42-6058 FAX:0749-42-7449








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