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「第34回 日産 童話と絵本のグランプリ」大賞作品を出版【日産自動車】
2018年12月10日
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は、2017年度に実施した「第34回 日産 童話と絵本のグランプリ」((一財)大阪国際児童文学振興財団主催)の大賞2作品を、12月10日にBL出版株式会社より出版します。
今回出版する童話作品は、童話部門で2,508編の応募作品の中から大賞に選ばれた、小路 智子さんの作品 『ぶぅぶぅママ』です。この童話には、同グランプリ第14 回絵本部門の優秀賞を受賞した、はらだゆうこさんの挿絵を配しました。また、絵本作品は、絵本部門の485編の応募作品の中から大賞に選ばれた、わだ あいさんの作品 『こぐまのアーリーと あかいぼうし』です。
日産自動車は、社会貢献活動の一環として、アマチュア作家を対象とした創作童話と絵本のコンテストである同グランプリに第1回(1984年)から協賛しています。才能ある新進作家を育成するとともに、子どもたちに良書を届けることを目的とし、34年間で63作品を出版しました。
同社は、優れた童話と絵本を多くの子どもたちに楽しんでもらうため、出版した作品を全国の公立図書館等に寄贈しています。今年も日本国内の図書館約3,500館と、同社の事業所近隣の保育園・幼稚園など約800園に寄贈する予定です。また、海外においても、同社の海外事業拠点周辺の日本人学校や日本語補習校にも本を寄贈しています。第1回から寄贈した本は、累計で23万冊以上にのぼります。
なお、今年度の「第35回 日産 童話と絵本のグランプリ」作品募集は、10月31日をもって終了しました。入賞作品の発表は、2019年3月初旬を予定しています。
●童話の概要
タイトル:
『ぶぅぶぅママ』
自分の日記を勝手に読んだ人はブタになる、という魔法をかけた「ぼく」。ある日家に帰ってみると玄関にママの服を着たブタが出迎えるところから物語はスタートします。ブタに変身してしまったママと「ぼく」の家族愛を土台にしたユーモアのあるあたたかい作品です。
作者:
小路 智子
兵庫県生まれ。大阪大学大学院博士前期課程を修了後、食品会社に勤務。現在は主婦で、二児の母。兵庫県神戸市在住。
絵の作者:
はらだ ゆうこ
鹿児島県生まれ。絵本作家。『リリ』で第14回「ニッサン童話と絵本のグランプリ」最優秀賞受賞、同作品で、第46回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞も受賞。熊本県在住。
価格:
1,300円(税別)
●絵本の概要
タイトル:
『こぐまのアーリーと あかいぼうし』
主人公の子熊の「アーリー」が見つけた赤いものを帽子と知り、お父さん熊と一緒に持ち主に返しに行くストーリーです。明度を押さえてきめ細かく表現された絵の美しさに加え、巧みな空間処理によって独特な空気感の魅力ある作品になりました。
作者:
わだ あい
福岡県生まれ。学生時代、児童養護施設や児童相談所、高齢者施設での実習をきっかけに、絵本に興味を持つ。福岡県福岡市在住。
価格:
1,300円(税別)
<関連URL>
日産のサステナビリティ ウェブサイト https://www.nissan-global.com/JP/SUSTAINABILITY/
社会貢献の取り組み ウェブサイト http://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/
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