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Team HRC「成田亮」が MFJ 全日本モトクロス選手権 IA1クラスでチャンピオン獲得【本田技研工業】

2018年10月28日

 2018 MFJ全日本モトクロス選手権 最高峰クラスのIA1(450cc)で、Team HRC(チーム・エイチアールシー)より参戦している成田亮(なりた あきら)選手が、チャンピオンを獲得しました。


チャンピオンセレモニー

 10月28日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOにて、「第56回MFJ-GPモトクロス大会 MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第9戦(最終戦)」が開催されました。
 この大会で成田亮は、ワークスマシン「CRF450RW」を駆り、ヒート1は3位でチェッカーを受け、ランキングトップのTeam HRC 山本鯨(やまもと けい)選手との差を7ポイント差に縮めました。続くヒート2では、山本鯨選手がリタイア。4位でゴールした成田亮が、逆転でIA1クラスチャンピオンを決定しました。これにより成田亮は、MFJモトクロス全日本選手権の国際A級で通算12回目のチャンピオンという偉業を達成しました。
 なお、2018MFJ全日本モトクロス選手権においては、IA1、IA2 (古賀太基<こが たいき>:ADA/SoCal MXTF)、レディース(畑尾樹璃<はたお じゅり>: T.E.SPORT SHOWA)、IB OPEN(岸桐我<きし とおあ>:BOSS RACING)と、すべてのクラスで、Hondaのマシンを使用するライダーがチャンピオンを獲得しました。

※ MFJとは、Motorcycle Federation of Japan(一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会)の略称


表彰式の成田亮

成田亮のコメント
「まずは応援してくださったファンの皆さん、チームスタッフ、HRC、熊本の研究所の皆さんありがとうございました。最後までファンの皆さんが応援してくださったおかげで運がまわってきて、こうやってチャンピオンを獲得することができました。これまで全日本モトクロス選手権において12回しかチャンピオンを獲得していませんが、今年が一番厳しかったし、絶対にチャンピオンは獲れないだろうと思っていたシーズンでした。体力も落ちていないし、(今回のMFJ-GPでも)日本人で一番前を走れる実力があるので、まだまだファンの皆さんに夢や希望を与えられるよう、まずは来年13回目のタイトル獲得を目指し、一生懸命頑張っていきたいと思います」

株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長 野村欣滋のコメント
「成田選手が、例年にも増して厳しいシーズンを戦い抜きチャンピオンを獲得してくれました。彼のタイトル獲得への執念と不断の努力に、心から敬意を表したいと思います。おかげさまでTeam HRCはIA1クラスにおいて、3年連続でチャンピオンを獲得することができました。レース活動を支えてくれた関係団体の皆さま、ならびに多くのスポンサーさまとモトクロスファンに感謝いたします。今後もホンダ・レーシングは、モータースポーツファンと感動を共有できるレース活動を目指し、取り組んでまいります」

Team HRC監督 芹沢勝樹のコメント
「皆さま応援ありがとうございました。成田選手は、開幕戦で通算150勝を達成し好調なスタートでしたが、シーズン途中の怪我により、チームメイトの山本選手に先行されました。しかし、見事に逆転で国際A級での通算12回目のチャンピオンを獲得してくれました。これも成田選手が最後まで諦めずに、チャレンジしてきた成果だと思います。最高峰クラスで3年連続タイトルを獲得することができました、チームスタッフの全員の労をねぎらうとともに、活動を支えてくださるスポンサーさま、いつも選手に温かい応援をくださるモトクロスファンに感謝いたします」


成田亮とCRF450RW

成田亮のプロフィール
生年月日
1980年5月1日
出身地
青森県
主な戦績









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