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高速簡易散乱測定器「Mini-Diff VPro」販売開始のお知らせ【サイバネットシステム】
2018年10月1日
CCDカメラでより高速に、さらにゴニオ機構※1でより精密な散乱測定も実現! 高速・精密なハイブリッド型に価格を抑えた新モデル登場!
サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役社長執行役員:田中邦明、以下「サイバネット」)は、Light Tec社(本社:フランスイエール市、以下「ライトテック社」)の製品である「Mini-Diff VPro(ミニディフブイプロ)」の販売を2018年10月1日より開始します。
光学部材の散乱特性測定には高い技術力と高額な機器導入が必須? そんな課題を解決しました。
ディスプレイ用拡散シートやリフレクター、ブラスト加工を施した光学部材などの散乱特性を測定し、そのデータを用いたシミュレーションから精度の高い結果を得て設計品質の向上を図るには、光散乱測定器の利用は非常に有効な手段です。しかし、多くの散乱測定器は費用が高い上、操作に高い技術力を必要とすることから、導入を断念している企業は少なくありません。
このたび販売を開始するMini-Diff VProは、大型測定器の半額程度にもかかわらず本格的な機能を備え、測定時間も大幅に短縮する「高速簡易型」の散乱測定器です。安価な簡易型の測定器のように、入射角度に制限があったり、1時間毎にキャリブレーションが必要だったりすることもありません。特別なトレーニングや複雑な設定も不要な上、対象物を入れてすぐに使えるシンプルな操作性を備えているため、多大なコストをかけずに散乱特性評価ができ、投資費用の削減や光学製品設計の工数削減、および品質向上に大きく貢献します。
本格的な散乱測定をあきらめない!Mini-Diff VPro
主な特長
ゴニオ機構により光源の入射角度を0~60度と1度ピッチで自由に設定でき、詳細且つ多くの測定情報を取得可能
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一度のキャリブレーションで12時間の連続測定が可能なため、作業工数を大幅に削減
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受光部にCCDカメラを用いることで、測定時間の大幅な短縮
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シンプルなGUIと測定対象物を中に入れるだけで使える直観的な操作性のため、経験のないエンジニアでもその場で利用可能
ライトテック社製散乱測定器3機種の主な機能比較
Mini-Diff VProは、サイバネットが国内独占販売しているライトテック社製の散乱測定器3機種のうち中間モデルです。企業規模や設計製品などの用途に合わせ、最適な機種をお選びいただけます。
Mini-Diff VProの測定対象例
照明設計解析ソフトウェア「LightTools®」を始めとする各種光線追跡ソフトウェアの出力に対応しており、様々な対象物の測定が可能です。
LCDバックライトの拡散シート
リフレクターの散乱特性(照明デザイン)
リフレクター・拡散板の散乱特性(自動車内外装デザイン)
ブラスト加工等の表面処理を施した材質
再帰反射性部材の測定
国内販売価格
導入初年度は年間保守料金が含まれております。
一式7,600,000円
※本お知らせに記載している製品価格は、全て税抜です。
ライトテック社について
ライトテック社は光学エンジニアリングと測定器に精通した企業です。1999年に創立された同社は、30を超える国々において、光学ソフトウェアの販売と技術サポートに携わっております。また、光散乱の受託測定サービスをワールドワイドに提供するために、最上級の測定環境を備えた研究所を所有しております。豊富な経験を生かして、同社の設計部門では、2種類の光散乱測定器(2002年リリースREFLET、2012年Mini-Diff)を開発しました。これらの製品を通して、ライトテック社は自動車、航空宇宙産業における数々のトップ企業によって、光学分野で専門性に優れた企業として認められております。
ライトテック社に関する詳しい情報については、下記Web サイトをご覧ください。
http://www.lighttec.fr
サイバネットについて
サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスを展開しており、電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関などさまざまな業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。具体的には、構造解析、射出成形解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計、汎用可視化処理、AR及びVR、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのソフトウェアを取扱い、さまざまな顧客ニーズに対応しております。
また、企業が所有するPC/スマートデバイス管理の効率化を実現するIT資産管理ツールをはじめ、個人情報や機密情報などの漏洩・不正アクセスを防止し、企業のセキュリティレベルを向上させるITソリューションをパッケージやサイバネットクラウドで提供しております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/
※CAE(Computer Aided Engineering)とは、「ものづくり」における研究・開発時に、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術です。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献しております。
本件に関するお問い合わせ
オプティカル事業部 グローバルマーケティング統括室
TEL:03-5297-3703 E-MAIL:optsales@cybernet.co.jp
投資家の方は
経営企画・IR室
TEL:03-5297-3066 E-MAIL:irquery@cybernet.co.jp
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