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フォーミュラEのドライバーとしてブエミとアルボンを起用【日産自動車】

2018年9月20日

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は20日、12月に開幕する「ABBフォーミュラE選手権」のレースドライバーにスイス出身のセバスチャン・ブエミと、英国育ちのアレックス・アルボンを起用すると発表しました。

日本の自動車メーカーとして初めてフォーミュラEに参戦する日産は、2010年に発売を開始した『日産リーフ』をこれまでに世界累計35万台以上販売しています。日産にとってフォーミュラEカーレースへの挑戦は、クルマがエネルギーをどのように使い、どのように走るのか、そして社会とどのようにつながっていくのかということを再定義し、日産車をより魅力的なクルマにするアプローチ「ニッサン インテリジェント モビリティ」の優れたパフォーマンスを示す絶好の舞台となります。

現在29歳のブエミは、フォーミュラEが創設されてからの4シーズンを、今季から日産のパートナーになるe.damsのドライバーとして戦ってきました。そして、2015年と2016年のフォーミュラEシリーズチャンピオンを筆頭に、歴代最多勝、最多ポールポジション、最多ファステストラップ、最多連勝、シーズン最多勝、最多連続ポイント獲得など、フォーミュラE選手権のほぼすべての記録を保持しています。ブエミは、来月スペインのヴァレンシアで開催される合同テストで初めて日産のワークスカラーをまとったGen2フォーミュラEカー・デビューを飾る予定です。

「これから始まるシーズン5は、私にとって新たなスタートになることでしょう。刷新されたマシンやレースフォーマット、そしてレース会場となる都市やレーストラックも新しくなります。私はこれからもe.damsとともに仕事に取り組み、電気自動車技術で世界をリードする日産自動車がもたらす興奮を世界中のモータースポーツファンに届けられることを楽しみにしています」とブエミは語りました。

一方、22歳の若手ドライバーであるアルボンは、これまで国際的なシングルシーターのジュニアカテゴリーで頭角を現し、今回日産とともにフォーミュラEにデビューすることが決まりました。アルボンは、2016年のGP3シリーズでランキング2位を獲得し、今季のFIAフォーミュラ2選手権ではすでに3勝を挙げ、ポイントランキング3位につけています。

「競争が激化しているフォーミュラE選手権において、世界を代表するドライバーたちに対して自分がどこまで戦うことができるのか。今からとても楽しみにしています。電動フォーミュラによる市街地レースは、私にとって新たな挑戦です。しかし、チームメイトであるブエミのパフォーマンスはフォーミュラEにおける明確なベンチマークとなっており、私にとって大いに役立つものとなることでしょう」とアルボンは語りました。

日産は、2018年12月15日にサウジアラビアのリヤドで開幕するシーズン5の開幕戦でいよいよフォーミュラEにデビューします。レースは、モロッコのマラケシュ、メキシコシティ、香港、中国の三亜、ローマ、パリ、モナコ、ベルリン、ニューヨークにて開催される予定です。なお、2019年1月26日と6月9日に予定されているラウンドの開催国と都市は追って発表されます。

「フォーミュラE選手権での数々の記録が物語るようにブエミは真のトップドライバーです。日産はそのブエミと勢いのある若手ドライバーであるアルボンが組んだチームで参戦します。私たちの革新的な技術とニッサン インテリジェント モビリティのビジョンを示すにあたって、これ以上のチームは考えられないでしょう」と日産のグローバルモータースポーツダイレクターのマイケル・カルカモは語りました。

また、e.damsのチーム監督であるジャンポール・ドリオは、「私たちが4年前に中国でフォーミュラE選手権に初参戦して以来、ブエミはe.damsチームにおいて重要な役割を果たしてきました。また、DAMSのフォーミュラ2チームで活躍しているアルボンが、その才能をフォーミュラE選手権に発揮することにもワクワクしています」と語りました。








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