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マレーシアで中型トラック「クローナー(Croner)」のCKD生産を開始【UDトラックス】

2018年6月22日

•「クローナー」のCKD生産を世界で初めてマレーシアで開始
•戦略的な価格で、高い性能のトラックをお客様に提供することが可能になります
•現地のエンジニアの能力強化にも貢献

UDトラックス株式会社(本社:埼玉県上尾市、代表取締役社長:村上吉弘)は、マレーシア市場の輸入・卸売り販売会社であるTan Chong Industrial Equipment Sdn Bhd (以下TCIE) を通じて、同国市場向けに中型トラック「クローナー(Croner)」のノックダウン生産(現地組立生産、以下 CKD生産)を開始しました。「クローナー」のCKD生産は世界初となります。

高速道路網の整備が進むマレーシアでは、国境をまたぐ長距離輸送が活況を呈しており、これに伴いトラックに対するお客様のニーズも変化、より高い信頼性、安全性、そして効率性を兼ね備えたトラックが求められています。 こうしたニーズに対応できるトラックを、より戦略的な価格で提供するため、UDトラックスはTCIEと共に高出力エンジンを備えた長距離輸送向けの「クローナーPKE」と、効率的な都市間輸送に適した「クローナーLKE」のCKD生産を開始しました。

生産パートナーであるTCIEは1978年以来、約40年に渡り、マレーシアでUDトラックスの輸入・卸売り販売を手掛け、累計販売台数は45,000台に達しています。2016年からは150万マレーシア・リンギットを投じて、大型トラック「クエスター」のSKD生産を開始、現在はCKD生産へと移行しています。 「クローナー」のCKD生産開始に際しては、生産拠点に450万マレーシア・リンギットを追加投資しました。

TCIEのエグゼクティブ・ディレクターであるタン・ケン・ミンは、「CKD生産されるクローナーは、UDトラックスの思いを体現するだけでなく、ドライバーが必要とする効率性を戦略的な価格で提供します。これは競争の厳しいマレーシアの様な市場では非常に重要であり、お客様の満足と信頼を最優先に掲げている私たちが目指す目標です」と抱負を述べました。

UDトラックスは、技術共有とトレーニングの実施によりエンジニアリングを強化、また生産に必要とされる効率的な施設マネジメントにも貢献します。UDトラックスでマレーシアのセールス&マーケティングを担当するバイスプレジデント フィリップ・バン・デン・ヒードは、「『クローナー』は、アジアのお客様を念頭に開発され、信頼性、安全性、燃費効率に優れた中型トラックです。UDトラックスのものづくりの伝統、ボルボ・グループの実績のある技術、そしてTCIEのリソースとマレーシア市場における知見を融合させたトラックは、さらなる生産性と稼働率の向上をもたらすでしょう」と述べています。

「クローナー」はTCIEの43の拠点を介して販売されています。包括的なアフターサービスを提供するUDエクストラマイルサポート、UDドライバートレーニング、UDテレマティクス、UDトラストサービスによってお客様の車両の稼動をサポートします。

「クローナー」CKD生産のラインオフの模様


当リリースに関するお問い合わせ先
UDトラックス広報
Info.udtrucks.japan@udtrucks.co.jp

【UDトラックスについて】
UDトラックスは世界60カ国以上で先進的な輸送ソリューションを提供する日本の商用車メーカーです。1935年の創業以来、「時世が求めるトラックとサービスを提供する」というビジョンを掲げ、革新的な技術の開発で業界をけん引してきました。より高い満足を求めるお客様のため、私たちは信頼性の高いソリューションにより、スマートロジスティクスの実現に向けて取り組んでいます。大型トラック「クオン(Quon)」「クエスター(Quester)」から中型トラック「コンドル(Condor)」「クローナー(Croner)」、小型トラック「カゼット(Kazet)」「クーザー(Kuzer)」までのフルラインアップ、そしてカスタマーサービスと販売金融により、世界各国の様々なお客様のニーズに対応しています。

UDトラックスは全世界に10万人の従業員を有するボルボ・グループの一員です。ボルボ・グループの2017年における純売上高は3350億SEK(スウェーデン・クローナ)でした。






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