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311,000重量トン型VLCC「TEDORIGAWA」の引き渡し【川崎重工業】
2018年6月4日
311,000重量トン型VLCC「TEDORIGAWA」
川崎重工は、本日、中国遠洋海運集団と共同運営している南通中遠海運川崎船舶工程有限公司(NACKS、中国南通市)において、TEDORIGAWA SHIPPING S.A.(テドリガワ シッピング エス エー)向けVLCC「TEDORIGAWA(テドリガワ)」(当社第8029番船/NACKS第NE247番船)を引き渡しました。
本船は、当社が新たに開発した311,000重量トン型VLCCの2番船です。
本船の引き渡し、主要目ならびに特長は次のとおりです。
<引き渡し>
2018年6月4日
<主要目>
全長 339.50 m
長さ(垂線間長) 334.10 m
幅(型) 60.00 m
深さ(型) 28.90 m
満載喫水(型) 21.00 m
総トン数 161,483
載貨重量 311,979 トン
主機関 MAN B&W 7G80ME-C9.5-TII 型ディーゼル機関 1基
連続最大出力 21,670kW X 58回転/分
乗船定員 35名
船級 アメリカ船級協会(ABS)
船籍 パナマ
<特 長>
1)従来型の球状船首をなくし、喫水線における船長を長くした船首形状を新開発し、
採用しています。これにより、航走する際に発生する船首波による造波抵抗を大幅に減少させ、
推進性能を高めています。
2)低回転超ロングストローク主機関と高効率の大直径プロペラの採用で低燃費を達成しています。
3)船体強度の信頼性向上のための新規則HCSR(調和共通構造規則)に対応し、
高い安全性を確保しています。
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