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アフリカ市場におけるトヨタ自動車の営業業務を全面的に豊田通商へ移管する検討に合意【トヨタ自動車】
2018年6月1日
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)および豊田通商株式会社(以下、豊田通商)は、本日、アフリカ市場において、トヨタグループの力を結集し、事業を通じて地域の発展に貢献するとともに「町いちばんのサービス」の提供を可能にするために、トヨタのアフリカ市場における営業関連業務を、2019年1月を目途に豊田通商に全面的に移管する方向で検討を進める覚書を締結しました。
アフリカは、自動車市場としても急成長が見込まれる有望な地域です。豊田通商は、①地域軸でアフリカに特化した「アフリカ本部」を擁し、②アフリカ市場の54の国・地域の内、53の国・地域で事業を展開しています。また、③1万人以上のグループ社員がアフリカ地域内で業務に従事しており、アフリカビジネスにおいて大きな強みを持っています。
このように、アフリカでのビジネスにより精通し、競争力のある「現場」をより多く持つ豊田通商に、トヨタで行っていたアフリカ関連の営業業務を移管することで、より市場に近い「現場」で両社社員がともに切磋琢磨することになり、トヨタグループ一人ひとりの人材育成がより進むと考えております。加えて、更なる業務の効率化を進め、アフリカでの取り組みを強化することにより、アフリカのお客様により良いサービスを提供することも目指してまいります。
なお、今回の検討の範囲に、Toyota South Africa Motors (Pty) Ltd.(南アフリカ共和国)の現地事業は含まれません。
トヨタと豊田通商は、アフリカでのモビリティ事業を通じてアフリカの社会課題の解決に取り組み、今後も地域の発展に貢献し続けることで、「町いちばん」の企業を目指してまいります。