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車載ソフトウェア開発の共通規格Automotive SPICE Ver.3認証を取得 三菱重工サーマルシステムズ、カーエアコン用電動コンプレッサを対象として【三菱重工業】

2018年5月30日


◆ 欧州はじめグローバル市場における総合的な競争力を高める
◆ 自動車の電子化加速に対応し、車載機器ソフトウェアの開発プロセスを高度化

三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ株式会社(社長:楠本 馨、本社:東京都港区)は、カーエアコン用電動コンプレッサ(圧縮機)を対象に、欧州の自動車(完成車)メーカーが共同で策定した車載ソフトウェアに関する業界標準の開発プロセス共通規格であるAutomotive SPICE(Automotive Software Process Improvement and Capability dEterminationの略)におけるVer.3(能力レベル3)の認証を取得しました。審査機関はノルウェーの第三者認証機関であるDNV GLで、認証取得により欧州をはじめグローバル市場における総合的な競争力が高まることとなります。

今回のAutomotive SPICE Ver.3の取得は、プロジェクト管理、ソフトウェア要件分析、ソフトウェアアーキテクチャ設計、ソフトウェア統合および統合テスト、ソフトウェア適格性確認テスト、品質保証など17プロセスで能力レベル3に到達していることが証明されたものです。

三菱重工サーマルシステムズは、本年1月1日付でカーエアコン事業会社の三菱重工オートモーティブサーマルシステムズ株式会社(MCCJ)を統合し、技術・事業リソースの集約を通じて規模の拡大および効率化をはかり、グローバル競争力の強化に取り組んでいます。今回の認証取得も、こうした施策を反映したもので、今回客観的に証明された高度な技術開発力により、Automotive SPICE Ver.3の取得をサプライヤー企業の必須条件とする自動車メーカーをターゲットとして広く国内外市場で高度化するカーエアコン向け電子制御技術の需要を掘り起こしていきます。

カーエアコン用電動コンプレッサ


担当窓口:三菱重工サーマルシステムズ株式会社








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