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「EVタクシーシェアのりば」実証実験を開始【日産自動車】

2012年4月11日

~全国初、EVタクシーと従来車タクシーの交互利用を
済生会横浜市東部病院タクシーのりばにて運用~

日産自動車㈱(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は、「かながわEVタクシープロジェクト」(神奈川県、社団法人神奈川県タクシー協会、神奈川県個人タクシー協会、日産自動車㈱主催)と「ヨコハマ モビリティ プロジェクト ゼロ(YMPZ)」(横浜市、日産自動車㈱主催)のジョイント活動として、環境やひとにやさしいEVタクシーの普及を目的に「EVタクシーシェアのりば」の実証実験を、4月18日より開始いたします。

実証実験の背景

EVタクシーは、走行中の排出ガスゼロ、また低騒音、低振動、低重心による快適な乗り心地、優れたランニングコストなどの特長がある反面、航続距離、充電時間などにより、従来車タクシーに比べ営業機会の面で不利という問題があります。この問題を解決する方策として、乗車機会の増大が見込める「EVタクシーシェアのりば」設置による実証実験に取り組むこととしました。
「EVタクシー シェアのりば」とは、EVタクシー専用の待機所を設けて、既存のタクシーのりばをEVタクシーと通常のタクシーが交互に利用(シェア)するもので、「EVタクシーの専用のりば」を設置するスペースがない場合やEVタクシーの台数が少ない場合にも設置が可能です。

実証実験内容

実施場所:
社会福祉法人 恩賜財団 済生会横浜市東部病院
神奈川県横浜市鶴見区下末吉三丁目6番1号

実施期間:
2012年4月18日~7月20日

実施時間帯:
祝日を除く平日 8:00~18:00

参加EV台数:
6台(日野交通:4台、東宝タクシー2台)

実施内容:
「EVタクシーシェアのりば」でEVタクシーを利用したお客様からのアンケート及び乗務データより、その有効性を検証

実証実験検討会メンバー

神奈川県、 横浜市、 社団法人神奈川県タクシー協会(日野交通、東宝タクシー)、
済生会横浜市東部病院、 日産自動車㈱
オブザーバー
国土交通省関東運輸局、一般財団法人神奈川タクシーセンター

かながわEVタクシープロジェクトとは
このプロジェクトでは、多くの県民の方々に、手軽にEVタクシーを利用していただくことで、EVの普及につなげることを大きなねらいとしており、100台のEVタクシーの導入を目指しています。
また、CO2の削減など環境面での貢献とともに、福祉面でも「障害者割引の拡大」(社会実験として通常の1割引を2割引に拡大、平成25年3月末まで)など、社会への貢献も目指しています。

Yokohama Mobility Project Zero(YMPZ)とは
YMPZとは、横浜市と日産自動車㈱がリードして進めているプロジェクトであり、低炭素都市を目指した次世代交通の実現に向けて、電気自動車やエコ運転の普及をはじめとした総合的な自動車交通施策に関する5か年間(平成21~25年度)のプロジェクトです。


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