ニュース

中節能実業発展有限公司との合弁事業に関する覚書の締結について【住友電気工業】

2012年4月5日

当社は、本日、中国の中節能実業発展有限公司(以下、中節能実業)との間で、中国における低炭素都市開発事業に関する合弁会社設立に向けた協議を開始することについて基本合意し、覚書を締結いたしました。

中節能実業は、中国国有企業で唯一、省エネ・環境保護事業を行う中国節能環保集団公司の子会社であり、華東地区を中心に中国各都市において低炭素ビルの建築、低炭素工業団地などの開発を手掛けています。
当社グループでは、蓄電池やパワーコンディショナー等のスマートグリッド関連製品の開発、事業化を推進するとともに、日本において高い実績のある交通管制システムをはじめとするITS(高度道路交通システム)関連製品の海外市場への展開について検討を進めてきました。
現在中国では、多くの低炭素都市開発が計画され、今後さらに加速化するものと予想されています。
こうした状況のなか、当社と中節能実業は、中節能実業が開発する工業団地を中心に、①再生可能エネルギー、②地域エネルギーマネジメントシステム、③ITSの各分野について協業を進めることについて基本合意したものです。
具体的には、1年後を目処に、上記製品・システムの提案や販売を行う合弁会社を設立することを目指していきます。

 

中節能実業発展有限公司について

(1) 代表者 : 董事長 鄭朝暉氏
(2) 設立 : 1992 年
(3) 本社 : 浙江省杭州市
(4) 資本金 : 10.5 億人民元
(5) 事業内容 : 省エネ製品・設備の開発・製造、不動産開発・運営ほか


住友電気工業株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#住友電気工業
#ITS