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モビリティ分野における事業再編について【住友電気工業】
2018年3月28日
モビリティ分野における事業再編について
~自動車とインターネットをつなぐコネクティッド領域の製品開発を加速~
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)は、2018年4月1日付けで、自動車事業本部と情報通信部門のシステム事業部を統合することに加えて、自動車事業本部に「ソフト戦略室」を新設します。
現在、自動車業界では、コネクティッドや自動運転、シェアリング、電動化などの大きな変革期を迎えようとしており、次世代のクルマ社会に向けた研究開発が進んでいます。当社は、このような変化に迅速かつ柔軟に対応することを目的に、自動車事業本部とシステム事業部を統合することとしました。
自動車事業本部は、自動車内に搭載されるワイヤーハーネスなどの車載部品を、システム事業部は、人・車・社会を情報通信でつなぐITS(Intelligent Transport Systems)の分野で、交通インフラを支える交通管制システムなどの製品・システムを、それぞれ開発・製造しています。
今後は5GやIoTを活用してインターネットに常時接続する、つながるクルマ(コネクティッドカー)の普及が見込まれ、車内と車外をインターネットでつなぐ製品・システムの需要がより一層高まるため、当社はモビリティ分野のコネクティッド領域に関わる経営資源を集約することで、車載部品とITSの連携や、製品の開発体制強化を推進します。
また、自動車事業本部にソフト戦略室を新設し、モビリティ分野におけるソフトウェア開発の企画・実行体制を整備し、ソフトウェアの開発基盤を強化することで、コネクティッド領域での競争力を一段と高めます。
当社は、今後もコネクティッド領域の技術開発に注力するとともに、安心・安全で快適なクルマ社会の実現に貢献していきます。
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