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走行空間センサー「3D-LiDAR」が、エヌビディアの自動運転用ソフトウェア開発キット(SDK)「NVIDIA DriveWorks」に対応【パイオニア】

2018年4月2日

 パイオニア株式会社は、昨年12月の発表以降、NVIDIA Corporation(以下「エヌビディア」)との協業を進めています。このたび、当社が開発を進める「3D-LiDAR」が、同社が開発・提供を進める自動運転用のソフトウェア開発キット(SDK)、「NVIDIA DriveWorks」の対応製品となりました。

 「3D-LiDAR」は、遠方の物体までの高精度な距離の測定や、物体の大きさを検出できるセンサーで、物体形状の把握も可能なため、自動運転に不可欠なキーデバイスと言われています。当社は、2020年以降の量産化を目指し、高性能で小型、軽量、低コストな「3D-LiDAR」の開発を進めており、昨年9 月より、国内外の自動車メーカーや ICT 関連企業などへ「3D-LiDAR」のサンプル供給を開始しています。

 「NVIDIA DriveWorks」には、自動運転用のリファレンス アプリケーション、ツール、ライブラリ モジュールが含まれており、「NVIDIA DRIVE AIコンピューティングプラットフォーム」を活用して開発を進めるメーカーやデベロッパーをサポートしています。

 エヌビディアのテクニカル・マーケティングのシニアディレクターであるグレン・シュスター(Glenn Schuster)は、以下のように述べています。
「3D‐LiDARは大量のデータを生成するため、センサーによって収集された情報を正しく理解するには、多大な計算能力および深い専門知識が求められます。NVIDIA DRIVEのエコシステムの一部として、パイオニアの3D-LiDARは世界中の自動運転車の研究開発を加速させるでしょう。」

 パイオニアの執行役員 自動運転事業開発部長である西村 紳介は、以下のように述べています。 「エヌビディアとの連携により、当社の3D-LiDARを利活用しやすい環境のご提供が可能となり、今後の自動運転の実現に大きく貢献できるものと信じております。」

当社の「3D-LiDAR」について: http://pioneer.jp/biz/autonomousdriving/








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