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「第34回 日産 童話と絵本のグランプリ」入賞作品決定【日産自動車】
2018年3月9日
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は9日、一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団が主催し、同社が社会貢献活動の一環として協賛している「第34回 日産 童話と絵本のグランプリ」の童話と絵本各部門の入賞作品37編を発表しました。
絵本大賞作品: 『こぐまのアーリーとあかいぼうし』 より
2017年7月から10月までアマチュア作家を対象に創作童話と絵本を募集した「第34回 日産 童話と絵本のグランプリ」では、童話2,508編、絵本485編、合計2,993編の応募作品の中から、童話の部大賞は、兵庫県神戸市在住の小路 智子さんの『ぶぅぶぅママ』が、絵本の部大賞は、福岡県福岡市在住のわだあいさんの作品『こぐまのアーリーとあかいぼうし』が受賞しました。
表彰式は、3月10日(土)に大阪府東大阪市の大阪府立中央図書館において開催し、大賞・優秀賞の入賞者には賞金と記念品を、佳作入賞者には記念品を贈呈します。同社は、今回大賞および優秀賞を受賞した作品計7編と入賞者を紹介した冊子を制作し、日産ギャラリーなどで無償配布します。また、大賞受賞作品は、2018年12月にBL出版株式会社より出版されます。
■日産 童話と絵本のグランプリ
「日産 童話と絵本のグランプリ」は、子どもの想像力と創造性を育むことを目的とし、1984年5月に大阪府立国際児童文学館が国内初の国際的な児童文学の総合センターとしてオープンしたことを記念して開始した創作童話と絵本のコンテストです。「童話部門」と「絵本部門」からなり、両部門合わせて毎回およそ3,000編の作品が寄せられます。各部門で大賞を受賞した作品を毎年出版し、才能あるアマチュア作家にプロとして活躍する機会を提供しています。34年間の累計応募作品数は11万4千点以上に及び、これまで出版した作品数は、61点にのぼります。
ウェブサイト: https://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/FAIRYTALE/ (日本語のみ)
■出版作品を全国の図書館等に寄贈
日産自動車は、出版した作品を全国の約3,500の公立図書館や、同社の事業所周辺の幼稚園・保育園約800園に寄贈するとともに、海外事業拠点周辺の日本人学校・日本語補習校にも贈呈しています。これまでに国内外で寄贈した本は23万冊を超えました。また、同社グローバル本社ギャラリーにおいて童話の読み聞かせイベントを開催するなど、「子どもと本」に関する多様な取り組みを行っています。
■童話の部大賞
童話の部大賞の『ぶぅぶぅママ』は、主人公の「ぼく」が日記にかけた魔法によって、日記を読んだママがブタに変身するストーリーです。魔法が現実になり展開していく物語を書き上げた筆力と、家族愛を土台にしたユーモラスな作風が高く評価されました。
■絵本の部大賞
絵本の部大賞の『こぐまのアーリーとあかいぼうし』は、主人公の子熊の「アーリー」が見つけた赤いものを帽子と知り、お父さん熊と一緒に持ち主に返しに行くストーリーです。明度を押さえてきめ細かく表現された絵の美しさに加え、巧みな空間処理によって独特な空気感の魅力ある作品になりました。
そのほか、童話の部では優秀賞3編と佳作20編が、絵本の部では優秀賞2編と佳作10編が選ばれました。入賞作品および作家は以下の通りです。
<関連URL>
CSRウェブサイト https://www.nissan-global.com/JP/CSR/
社会貢献の取り組み ウェブサイト https://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/
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