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福祉車両ウィズシリーズに 新型「スペーシア 車いす移動車」を設定して発売【スズキ】
2018年2月9日
スペーシア 車いす移動車 |
エブリイワゴン 車いす移動車
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スズキ株式会社は、スズキ福祉車両ウィズシリーズに、昨年12月に全面改良した広い室内空間の新型「スペーシア」をベースにした新型「スペーシア 車いす移動車」を設定し、2月9日より発売する。
新型「スペーシア 車いす移動車」は、介助する方の負担を軽減するため、車両後部のスロープをワンアクションで開閉でき、車いすでのスムーズな乗り降りを可能とした福祉車両である。
新型「スペーシア 車いす移動車」は、お客様の安心・安全な運転を支援するスズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を採用し、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」を標準装備して安全装備を充実させた。「エブリイワゴン 車いす移動車」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「セーフティ・サポートカー※1」の「サポカーS ワイド※2」に該当する。
また、「エブリイワゴン 車いす移動車」に、左側スライドドアの開閉に連動して作動し、リヤステップとの段差を少なくすることで乗り降りがスムーズに行える電動オートステップ装着車を新たにメーカーオプション設定した。
※1 自動ブレーキなどの先進安全技術をはじめとする一定の運転支援機能を
備えた車(安全運転サポート車)の愛称。
略称・サポカー。
※2 安全運転サポート車のうち、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで特に高齢運転者に
推奨される「サポカーS」の区分のひとつ。「サポカーS ワイド」は、自動ブレーキ(対歩行者)、
ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを搭載する車。
新型「スペーシア 車いす移動車」の主な特長
1.広くて快適な室内と優れた乗降性
・ベース車同様、室内の広さや使い勝手の良さをそのままに、ゆとりある頭上や足元・後方空間を実現した、
広々とした車いすスペース。
・折りたたみ式のリヤシートにより、4名乗車時でもベース車同等の後席スペースを確保した。
(HYBRID G リヤシート付車、HYBRID X リヤシート付車)
・ワンアクションで簡単に開閉できるテールゲート一体型スロープを採用した。
・車いすでの乗り降りをアシストする電動ウインチと、ワイヤレスリモコンを全車に標準装備。
電動ウインチはベルトを素早く引き出せるフリーモード付とし、介助者の負担を軽減する。
・室内の空気を効率よく循環させるスリムサーキュレーターや、後席ロールサンシェードを
採用(HYBRID X リヤシート付車)するなど、後席の快適性を向上した。
2.充実した安全装備
・単眼カメラと赤外線レーザーレーダーで前方の歩行者や車を検知して衝突時の被害を
軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」をはじめ、誤発進抑制機能、
車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能と、
ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動で切り替えるハイビームアシストを標準装備した。
・車いす乗員用の3点式シートベルトと、手すりを標準装備した。
・車いすを固定ベルトでしっかり4点固定でき、走行時の安定感を確保した。
3.マイルドハイブリッドを全車に搭載
・ISG(モーター機能付発電機)の高出力化とリチウムイオンバッテリーを大容量化した
マイルドハイブリッドを搭載した。モーターによるクリープ走行と、幅広い速度域でエンジンを
モーターがアシストすることで燃料消費を抑制し、優れた環境性能を実現した。
・減速して車速が約10km/h以下になり、アクセルもブレーキも踏んでいない時や、
アイドリングストップ後の停車からの発進時に、最長10秒間のモーターによるクリープ走行を可能にした。
・発進から約100km/hまでの加速時に、ISGでエンジンの出力をアシスト。さらにパワーモードを選択すると、
エンジン・CVTの制御変更に加えて、ISGによるモーターアシストをトルクアップし、力強い加速力を発揮する。
*ISG=Integrated Starter Generator(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)
スズキ福祉車両ウィズシリーズ
スズキ福祉車両ウィズシリーズは、新型「スペーシア 車いす移動車」、「エブリイワゴン 車いす移動車」のほか、「ワゴンR 昇降シート車」、「ワゴンRスティングレー 昇降シート車」、「エブリイ 車いす移動車」を設定している。
メーカー希望小売価格(消費税非課税)
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