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『C2000』Piccoloマイコン製品ポートフォリオに 新製品を発表、コスト重視の電力制御アプリケーション向けに 最大限の高効率を提供【日本テキサス・インスツルメンツ】

2018年1月30日

EV/HEV、グリッド・インフラストラクチャや産業用アプリケーションで 製品の性能を向上する、
高統合度のSystem-on-Chip製品

日本テキサス・インスツルメンツは、『C2000™』Piccolo™ マイコン製品ポートフォリオに、新製品の追加を発表しました。最新性能を備えた新型の『F28004x』マイコン製品ファミリは、電気自動車(EV)のオンボード・チャージャ、モータ制御用インバータや産業用電源など、コスト重視の電力制御アプリケーションに対して最適化されています。浮動小数点ユニット、複数の数値演算アクセラレータや、オプションの並列プロセッサを統合した新型のリアルタイム制御デバイス製品ファミリを追加することで、『C2000』 Piccolo マイコン製品ポートフォリオは、100MHz動作の中央演算ユニット(CPU)の性能をさらに向上させることで、業界標準のマイコン製品の提供を継続します。製品に関する詳細はhttp://www.tij.co.jp/C2000Piccolo-pr-jpをご覧ください。

開発各社は、C2000 Piccolo 『F28004x』マイコン製品に内蔵されたシステム保護機能や、高性能の電力制御システムを開発可能にする複数の新機能に加えて、業界をリードするアナログ機能の利点を活用することで、BOM(原材料)コストを削減しながら、より小型、より高い信頼性のシステムを開発できます。内蔵のアナログ機能には、ポスト・プロセシング用ハードウェアが付属した3個の12ビットA/Dコンバータ、先進の同期機能やプログラマブル・ゲイン・アンプのほか、コンパレータとD/Aコンバータ・サブシステムコンパレータや、シグマ-デルタ・フィルタ・インターフェイスが含まれます。

C2000 『F28004x』マイコン製品の特長と利点
· 最新性能と消費電力: これまでのPiccoloデバイスよりも60パーセント低い動作時消費電力を提供。
 オプションのオンチップDC/DCコンバータが動作時消費電力を最大70パーセント削減
· 先進の駆動機能と設計の柔軟性: TIの第4世代の高分解能パルス幅変調(PWM)タイマ・テクノロジが、
 最も進歩した高周波スイッチング手法を実装、効率や電力密度を向上
· デジタルとアナログ両面で性能水準を向上: 複数の入力、出力と内部リソースを統合し、
 制御と保護のメカニズムを柔軟にサポート
· 新しい機能群: デバッグ機能を強化する組込みのリアルタイム解析・診断ユニット、
 絶縁障壁間の通信スループットを向上する超高速シリアル・インターフェイス、
 ブート・モードのピン数を削減可能にする複数の柔軟なブート・モードなどを提供

新型のC2000 Piccolo 『F28004x』マイコン製品は、既存のPiccoloマイコンとコード互換性を提供することから、すべてのお客様が、この新しい製品ファミリの高性能と低価格という独自の利点を活用できます。

価格、パッケージと供給について
新型のC2000 『F28004x』マイコン製品を迅速に評価できる『F280049』実験キット(『TMDXDOCK280049M』) は、TI storeと販売特約店から単価(参考価格)209ドルで供給中です。

『F28004x』マイコン製品C2000 の量産出荷製品は64ピンLQFPパッケージで供給されます。1,000個受注時の単価(参考価格)は4.85ドルです。

『C2000』 Piccolo製品ポートフォリオに関する情報
テクニカル・ブリーフをダウンロード
『F28004x』と『C2000』の製品ポートフォリオの詳細
・『C2000』マイコン製品と『LMG3410』 GaN FETモジュールを使った高効率の電力制御ステージ: インターリーブCCMトーテムポール・ブリッジレス力率補正(PFC) リファレンス・デザイン

※C2000、PiccoloおよびDelfinoは、Texas Instruments Incorporatedの商標です。その他すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。








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