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物流ロボット開発用プラットフォームPOWER WHEEL II販売開始【ZMP】

2018年1月25日

物流ロボット開発用プラットフォームPOWER WHEEL II販売開始
-2016年から販売実績のあるCarriRo®の駆動モジュールにレーザレンジセンサ・SDK搭載-
-年度末3月末までキャンペーン価格で限定10台販売-

㈱ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒) は、2016年から販売実績のあるCarriRoの駆動モジュールにレーザレンジセンサとソフトウェア開発環境(SDK)を搭載したコンピュータ制御可能な研究開発用移動台車プラットフォームPOWER WHEEL II(パワーホイールツー)レーザレンジセンサパッケージの受注を開始致しました。

本パッケージは、コンピュータ制御可能な研究開発用移動台車プラットフォームPOWER WHEEL IIに、外界センサとして、スキャン角度水平270°のレーザレンジセンサを搭載しました。センサデータを可視化するビューワ及びAPI、サンプルプログラムが付属しております。

POWER WHEEL IIは、2016年から販売実績のあるCarriRoの駆動モジュールをベースとし、大容量リチウムイオン電池を搭載、高出力モータを用いた独立二輪駆動方式の6輪台車で8時間*の走行が可能です。積載スペースは幅650mm×奥行950mm、最大積載重量は100kgでさまざまな実験機材の搭載が可能です。標準センサとして、高精度ロータリエンコーダ、慣性センサ、測距センサを搭載、本パッケージでは、外界センサとしてレーザレンジセンサを搭載しています。制御用にLinux PCを搭載、SDKとして各種センサ情報の取得、モータ駆動、通信(WiFi)などのライブラリとサンプルプログラムが付属、お客様が自由にアプリケーションを開発することが可能です。
レーザーレンジセンサは障害物の検出、さらには周辺マップ作成と自己位置推定を行うSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)などに利用することができ、移動体の自律走行や安全機能の開発に役立てることができます。

本パッケージは、物流倉庫や工場内の物流ロボット、次世代自動搬送機の研究開発、移動台車・移動ロボットを用いた新たなサービスの研究開発などにおいて、汎用移動台車ロボットプラットフォームとしてご活用いただけます。

価格は、2018年3月末までの納品の場合、年度末キャンペーン価格として230万円(税別)(検出距離20mのレーザレンジセンサ搭載時)で本日より受注を開始致します。 span style=”font-size: 80%”>*稼働時間は動作パターン、制御PCの負荷状態等に依存します。

POWER WHEEL II(レーザレンジセンサ搭載)

レーザレンジセンサでのセンシングの様子
(ビューワ画面)
※製品画像、画面は開発中のものです。

物流支援ロボットCarriRo(キャリロ)の
駆動ユニットを使用
現在50社以上に導入実績済。
韓国,シンガポール,中国,日本にて稼動中

研究開発用移動台車プラットフォーム POWER WHEEL II (パワーホイールツー)

https://www.zmp.co.jp/products/power-wheel


【POWER WHEEL II主な特徴】
・屋内平坦路で利用可能な独立二輪駆動の移動台車プラットフォーム
・大容量リチウムイオン電池(24V50Ah)搭載。駆動時間8時間*
・幅650mm×奥行950mmの積載スペースに最大積載量100kgと様々な実験機材の搭載が可能
・高精度ロータリエンコーダ、慣性センサ、測距センサを搭載
・各種電源出力、IO/AD入力、CANを標準インタフェースとして搭載
・非常ブレーキ、バンパセンサ、通信監視機能装備
・制御用PCへ直接ログインしアプリケーション開発(オンボード開発)が可能
・センサ情報取得、モータ駆動、通信(WiFi)などのライブラリとサンプルプログラム付属
・オプションでレーザレンジセンサ、ステレオカメラ、単眼カメラ、などの搭載が可能
・無線通信によりゲームコントローラ(オプション)などによる遠隔操作が可能
・ネットワーク経由で高性能PC(オプション)と連携することで高度な処理の実装が可能

【製品活用シーン例】
・物流倉庫や工場内の次世代自動搬送機のアルゴリズム開発や動作検証
・自律移動台車を用いた新しいサービス開発や物流システム構築に

【POWER WHEEL II 仕様】
本体重量:55kg
大きさ:幅:650mm 奥行:950mm 高さ:300mm
バッテリー:24V50Ah、リチウムイオン電池
周辺機器用電源:AC100V/300W、24V/10A、12V/2A、5V/2A
稼働時間:8時間
充電時間:2時間半、専用充電器
最大積載重量:100kg
最大速度:6km/h
登坂角度:3°
使用温度範囲:0~40℃、結露なきこと、非防水
駆動部:ブラシレスDCモータ150Wx2個、電磁ブレーキ※最大4個
標準センサ:ジャイロセンサ、加速度センサ、地磁気センサ、TOFセンサ(1D)x8、バンパセンサ

【レーザレンジセンサパッケージ レーザレンジセンサ仕様(北陽電機UST-20/10LX)】
・走査角度 270°、検出距離 20m(20LX)/10m(10LX)、走査時間 25msec、角度分解能 0.125°

【価格(税別)】
POWER WHEEL II レーザレンジセンサパッケージ(20m)330万円→キャンペーン価格231万円(30%オフ)
(POWER WHEEL II(本体)+レーザレンジセンサ(UST-20LX)+ソフトウェア開発環境(SDK))
POWER WHEEL II レーザレンジセンサパッケージ(10m)320万円→キャンペーン価格224万円(30%オフ)
(POWER WHEEL II(本体)+レーザレンジセンサ(UST-10LX)+ソフトウェア開発環境(SDK)) POWER WHEEL II 300万円→キャンペーン価格210万円(30%オフ)
(POWER WHEEL II(本体)+ソフトウェア開発環境(SDK))
※オプションセンサやPC等については目的に応じてご提案を致します。ご要望に応じて台車サイズの変更やモータ数のカスタマイズも可能です。詳しくは、当社までお問い合わせ下さい

【本件に関するお問合せ】
㈱ZMP プラットフォーム事業部 TEL : 03-5802-6901 / FAX : 03-5802-6908  E-Mail : info@zmp.co.jp


【㈱ZMP】

http://www.zmp.co.jp/
本社 : 東京都文京区 代表取締役社長 : 谷口 恒
「Robot of Everything人が運転するあらゆる機械を自動化し、安全で、楽しく便利なライフスタイルを創造する」というミッションのもと、①ADAS(先進運転支援)、自動運転開発用プラットフォームRoboCar®シリーズ及びセンサ・システム、②移動体メーカ(自動車、商用車、建設機械、農業機械、物流搬送機器、屋外作業機械等)向け自動運転等の開発支援、実験代行RoboTest®、③物流支援ロボットCarriRo®の開発・販売を行っています。また、2020年の無人タクシー実現に向け、公道での技術及びサービスの実証実験を重ねています。2017年からは日本初の歩道走行を目指す宅配ロボットCarriRo® Deliveryの実証実験を開始いたしました。ZMPはこれからも世の中に感動を与える製品やサービスを提供してまいります。








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