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『パジェロスポーツ』のロシア現地生産を開始【三菱自動車工業】

2017年12月18日

三菱自動車は、ロシアのカルーガ工場(所在地:カルーガ州[モスクワ市の南西約180km])で、主力車種の一つであるミッドサイズSUV『パジェロスポーツ』の現地生産を再開し、15日に記念式典を開催しました。式典には、カルーガ州政府の代表者、PCMA Rusの田口功副社長、三菱自動車の現地販売会社であるMMC Rus(エムエムシー・ルス)の関係者などが出席しました。

MMC Rusの中村直哉社長兼CEOは「MMC Rusはロシアの自動車市場の回復に勇気付けられ、将来に向けて大きな希望を持っています。今年は既に販売台数が大幅増となっています。『パジェロスポーツ』の生産再開で市場における当社の地位を強化するほか、保証期間を5年に延長した新価格は『パジェロスポーツ』をミッドサイズSUV市場でユニークな存在にします」としました。

『パジェロスポーツ』は、「インバイト 6MT」、「インテンス 8AT」、「インスタイル 8AT」、 「アルティメット 8AT」(何れもディーゼル車)の4種類のモデルで販売されます。これは、現地生産化された『パジェロスポーツ』がこれまで販売してきた全てのモデルを保持することを意味します。さらに、「インバイト 6MT」にもタイヤの空気圧をモニターするTPMSやキーをバッグなどから取り出すことなくドアの開閉及びエンジン始動が可能なKOSを新たに装備しました。

カルーガ工場は総面積125,000m²で生産能力は年間125,000台です。三菱自動車のミッドサイズSUV『アウトランダー』、『パジェロスポーツ』の2車種の他、グループPSA(本社:フランス)向けにも複数の車種を生産しています。

また、現地生産再開のために、カルーガ工場では440人の従業員を雇用し、2018年初頭から2直の生産体制を敷く予定です。

三菱自動車は、ロシア市場における現地生産車の販売拡大に取組み、ロシア経済の復興に貢献して参ります。









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