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「第33回 日産 童話と絵本のグランプリ」大賞作品を出版【日産自動車】
2017年12月11日
日産自動車、「第33回 日産 童話と絵本のグランプリ」大賞作品を出版
全国の公立図書館などに出版作品を寄贈
日産自動車㈱（本社：神奈川県横浜市西区、社長：西川廣人）は、2016年度に実施した「第33回 日産 童話と絵本のグランプリ」の大賞2作品を、12月10日にBL出版㈱より出版しました。
今回出版した童話作品は、童話部門で2,177編の応募作品の中から大賞に選ばれた、えばた えりさんの作品 『こめとぎゆうれいのよねこさん』です。この童話には、同グランプリ第28 回絵本部門の優秀賞を受賞した、小林 ゆたかさんの挿絵を配しました。また、絵本作品は、絵本部門の324編の応募作品の中から大賞に選ばれた、ミフサマさんの作品 『ぎゅっ』です。
日産自動車は、社会貢献活動の一環として、アマチュア作家を対象とした創作童話と絵本のコンテストである同グランプリに第1回（1984年）から協賛しています。才能ある新進作家を育成するとともに、子どもたちに良書を届けることを目的とし、33年間で61作品を出版しました。
同社は、優れた童話と絵本を多くの子どもたちに楽しんでもらうため、出版した作品を全国の公立図書館等に寄贈しています。今年も日本国内の図書館約3,500館と、同社の事業所近隣の保育園・幼稚園など約800園に寄贈する予定です。また、海外においても、同社の海外事業拠点周辺の日本人学校や日本語補習校に絵本を寄贈しています。第1回から寄贈した本は、累計で22万冊以上にのぼります。
なお、今年度の「第34回 日産 童話と絵本のグランプリ」作品募集は、10月31日をもって終了しました。入賞作品の発表は、2018年3月初旬を予定しています。
●童話の概要
● タイトル：
『こめとぎゆうれいのよねこさん』
「ぼく」の家に毎夜現れては米を研ぐ幽霊の「よねこさん」と、主人公やその家族との交流を描いた物語です。日本
で語り継がれてきた「米研ぎ幽霊」を現代社会の中で個性的に位置づけている作品です。小林ゆたかさんの楽しい挿
絵が、作品のもつユーモラスな雰囲気を際立たせています。
● 作者：
えばた えり
日本大学文理学部英文学科卒。主婦で二人の娘の母。次女の通う小学校にて読み聞かせボランティアとして活動中。
第33回「日産 童話と絵本のグランプリ」童話の部大賞受賞。秋田県由利本荘市在住。
● 絵の作者：
小林 ゆたか
美術専門学校を卒業。自身の子どもの誕生をきっかけに絵本を描き始める。第28回ニッサン童話と絵本のグランプリ
優秀賞など受賞歴多数。長野県長野市在住。
● 価格：
1,300円（税別）
●絵本の概要
● タイトル：
『ぎゅっ』
主人公の男の子「マーくん」が、お母さんやお父さんなど大好きな人やものを抱きしめる様子を描いた、繰り返しが
楽しいリズミカルな作品です。シンプルで大胆な画面構成と、美しく印象的な色使いが高く評価されました。
● 作者：
ミフサマ
1957年生まれ。大阪芸術大学美術科卒業。京都教育大学特別支援教育特別専攻科修了。小学校・中学校で図工・美
術教育、特別支援教育に携わる。幼児・児童・生徒の教育心理、及び福祉に関する教育を学ぶ。目を輝かせて絵本を
読む子供達を見て絵本の制作をはじめる。奈良県奈良市在住。
● 価格：
1,300円（税別）
*ブルーシチズンシップ
ブルーシチズンシップは「人々の生活を豊かに」というビジョンを実現するための、私たち日産の決意です。日産はお客さま、株主、従業員、地域社会を大切に思い、将来にわたって価値ある永続的なモビリティの提供に努めます。事業を通じて経済貢献すると同時に、社会の一員として、持続可能な社会の発展をめざします。
＜関連URL＞
CSRウェブサイト http://www.nissan-global.com/JP/COMPANY/CSR/
社会貢献の取り組み ウェブサイト http://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/
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