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世界初となる4基構成のR2S®過給システムをBMWの最新TwinPower Turboディーゼルエンジンに搭載【ボルグワーナー】

2017年11月15日

本プレスリリースは、2017年11月14日にアメリカ合衆国で発表された英文リリースの抄訳版です。

 ボルグワーナー(本社:アメリカ合衆国ミシガン州アーバンヒルズ、社長兼最高経営責任者:ジェームズ・ベリアー/James Verrier)は、世界初となる4基のターボチャージャーを備えた乗用車向けRegulated 2-Stage(R2S®)過給システムをBMWグループのさまざまな高性能モデルの最新TwinPower Turboディーゼルエンジン用に供給します。これまで1基のターボチャージャーを低圧段および高圧段それぞれに利用してきたこの過給システムを2基ずつに応用することで、エンジン回転数全域にわたり継ぎ目のない滑らかな出力を提供、同機種の旧型エンジンと比べて最大4%の燃費向上を実現します。

 ボルグワーナーの4基のターボチャージャーを搭載した先進的な2段過給システムは、新しい3.0L直列6気筒ディーゼルエンジンの性能向上に貢献し、294kW(394HP)の最大出力と760Nmの最大トルクを実現します。ボルグワーナーは、厳しい要件を満たし、卓越した性能を提供するため、低圧段ターボチャージャーをより小型の2基のターボチャージャーに置き換えることで、システム重量を増やすことなく、イナーシャを低減して応答性を高めました。低エンジン回転数時には、片方の高圧段ターボチャージャーが過給圧を迅速に高め、ターボラグを感じさせることのない素早い加速を実現します。高排気流量時には、両方の高圧段タービンが作動して容量を増大させます。

 ボルグワーナーのターボチャージャー関連事業を展開するグループ会社、ボルグワーナー・ターボシステムズの社長兼事業本部長のフレデリック・リサルド(Frederic Lissalde)は、「当社の最新かつ最先端のR2Sシステムは、4基のターボチャージャーを搭載し、過給を新たなレベルに進化させています。また、パワーと効率性の高い要求を満たすことで、当社のお客様がエキサイティングなドライブ体験を実現する手助けをします。BMWグループとの協業により、R2S過給技術を乗用車市場に導入し、共に次のステップへと踏み出せることを大変うれしく思います。この素晴らしいプロジェクトによって、ターボ過給技術における市場リーダーとしての当社の地位が強化されるでしょう。」と述べています。

ボルグワーナーについて
ボルグワーナー(NYSE: BWA)は、自動車の内燃機関、ハイブリッド、電気自動車向けのクリーンで高効率な技術ソリューションを提供するグローバルなリーディングカンパニーです。世界17カ国62カ所に生産・開発拠点を持ち、全世界でおよそ27,000人の従業員を擁しています。詳細については、borgwarner.comをご覧ください。









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